北陸・関西の旅(4日目)
北陸・関西の旅4日目です。
今日は阪神・近鉄関係の工事、ダイヤ改正初日における利用状況を確認しつつ東京に帰る一日です。
工事状況報告は別途させていただくとして、一日の流れを記したいと思います。
写真-1:JR大阪駅の改良工事は終盤へ!!
旅最終日は目覚めの良い朝でした。
特に最終日は行程も決めておらず、気分よくビールがぶ飲みで寝たから眠りが深かったです♪♪
まずは大阪環状線で大阪駅に出ました。
大阪駅は輸送・運転に絡む工事は完了しているものの、ホーム改良、上家改良はまだ継続中の状況です。
大方完了している状況ではあるので、完成まではもう少しといったところですね。
写真-2:奈良・斑鳩1dayチケットを購入♪
今日は阪神全線と近鉄奈良線・京都線が調査対象範囲だったため、奈良・斑鳩1dayチケットを利用することにしました。
1,800円分乗るかどうかは分かりませんでしたが、工事状況次第で行動が変わると思っていたので、自由に乗り降りできる形が良いだろうという事でチョイスです。
結果、利用して良かったかなと思います♪♪
写真-3:甲子園駅の駅改良工事をチェック!!
まずは武庫川~甲子園間の高架化工事状況をチェックしつつ甲子園駅へ。
武庫川~甲子園間の上り線が仮線切換したため、甲子園駅の上りホーム起点方の線形が変わっているのを確認!!
駅改良は思ったより大規模で、高架化工事と連動する部分と単独で進める部分と有りそうで、結構大変そうだなぁというのが現地を見た率直な感想です。
駅周辺に作業ヤードが構築されており、これから駅改良工事が本格化することが伺えました。
写真-4:武庫川駅の上りホーム拡幅状況をチェック!!
仮線化した武庫川~甲子園間の上り線をチェックするため、武庫川にUターンしました。
当初はすぐさま下り方面に戻る予定でしたが、武庫川駅を降りたところで何やら工事が行われているのを発見!!
駅の掲示を見ると武庫川駅の上りホームの拡幅工事が行われていることを知ります。
そうとなれば工事調査という事で、ホームから確認できる部分と駅周辺から全景の確認をしました。
河川上の駅という事で、なかなか改良し辛い面もあるのですが、ホーム拡幅は利用を踏まえてのものなのでしょうか?
特急は停まりませんが、近距離区間の重要な駅と言えますよね、武庫川は。
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武庫川から快速急行で一気に三宮を目指すことにしました。
途中芦屋~魚崎間の高架化工事状況をチェックするも、あまり動きが無くて残念・・・
三宮駅手前の配線が変わっていて、単なる東口改札使用開始というだけではなく駅改良工事も進んでいるんだなと感じました。
何ともワクワクしますね♪♪
写真-5:三宮駅改良工事状況をチェック!!
東口の改札が使用開始になったという施設変更の節目ではありますが、実際にはこの形にするまでに外側の2線(1番線、3番線)の線路位置変更等があった訳で、オイラ個人としてはそちらの状況を確認したかったという面はありますね。
従前の線路とホームの配置は「ホーム・3番線・ホーム・2番線・ホーム・1番線・ホーム」という配列の4面3線でしたが、改良後は「3番線・ホーム・2番線・ホーム・1番線」と2面3線になります。
従来施設はホームの数はあるものの幅が無いため、ホーム数を減らしてでも拡幅しようということでしょう。
んで、今回整備された東口改札まわりの施設は、完成後の線形ありきで構築する必要があるため、1番線と3番線は現行位置より外側にシフトさせる必要があります。
どうやらその切換は昨年のうちに実施されたようで、その後東口改札まわりの施設が整備された模様です。
こんな状況のため、ホーム起点方だけやけに綺麗になっていて、その他の場所が絶賛工事中といった何とも言えない雰囲気でした。
オイラ的にはご馳走といったところ(笑)。
写真-6:三宮駅東口改札階全景
開業初日という事で利用状況についてはコメントし辛いですが、やはり従来位置の利用が多く、東口改札付近はやや閑散としていました。
撮影しやすくて、むしろ有難かった訳ですけどね!!
ホーム階もコンコース階も港町らしいデザインで、新しさと古さが融合されたナイスなコンセプトになっていると思います。
改札口付近のスペースも広々としています。
写真-7:三宮駅東口改札口付近状況
地下スペースの限られた場所に構築するためか、床から天井までの高さはやや低い印象ですが、そのあたりの条件を踏まえて案内板や駅名案内を配置するなど工夫がされています。
三宮駅の施設に関しては別途報告させてください!!
写真-8:尼崎で利用状況調査をする!!
三宮の施設・工事調査を終えた後は、始発の快速急行で近鉄方面を目指すことにしました。
魚崎~芦屋間の工事状況、快速急行の走りっぷりを調査しつつ尼崎に到着。
ここで利用状況を1サイクル見ることに決定。
快速急行は尼崎の時点で立ち客がやや出る程度の利用率になっていましたが、各駅の乗車状況を見ると、停車列車だからという急行的使い方の層と合わせて、大阪難波方面直通だからという快速急行的使い方が混在するような感じを受けます。
ダイヤ上それは当然で、尼崎で快速急行から急行に乗り換える人が居れば、直通特急・特急から快速急行・尼崎始発の大阪難波方面への乗り換えも居ました。
その結果、10分サイクルの梅田方面の直通特急・特急、20分サイクルの大阪梅田方面の快速急行の利用率がイーブンであることは、バランスとしては良いのかなと感じた次第です。
利用状況調査については、別途報告させてください!!
写真-9:大阪上本町で今日から登場の区間準急に乗る!!
本日のダイヤ改正で阪神なんば線区間の快速急行停車駅が平日・土休日共通となりましたが、従前の土休日ダイヤへの一本化という事で、掲示物に関しては地味な変更となりました。
阪神本線内の停車駅は武庫川と今津の関係で平日・土休日、時間帯による停車・通過の違いがあるため注釈自体は無くなっていないというのも理由としてあるかなぁ。
今回の改正で平日ダイヤが土休日ダイヤになったのかと思いいや、近鉄奈良線内ダイヤが同一でないなど、色々と調整されたものである感が強いです。
ぱっと考えただけでは分からないので、また時間がある時にでも考えてみたいかな・・・
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続いて大阪上本町まで出て、近鉄大阪線の区間準急のアイコンゲット(一応)。
写真-10:鶴橋で近鉄大阪線の利用状況を見る!!
鶴橋で大阪上本町・大阪難波方面の列車の到着状況を各何しました。
大阪線の変化は準急が区間準急になったことで、本数的には維持されている訳ですが、停車駅が区間準急になり増えたことで、普通との分担状況がどう変わるかが考察点かと思いましたが、実際それほど利用率がバラついている感じでは無さそうですね。
普通が毎時5本というランダムサイクルのため、ちょっとの時間では判断できないのですが、区間準急が多少混んで、普通もそこそこに乗っていれば、それはそれで良いのかと思う次第です。
合わせて奈良線の調査も軽くしましたが、快速急行と急行の利用率が以前より下がった印象を受けます。
6両編成でも編成位置によって空いている車両が発生していたり、多少バランスが変わったのかと感じたくらいです。
区間準急と普通の利用率も鶴橋の段階ではそこそこあるので、奈良線の現行ダイヤパターンは手堅いかなぁと感じた次第です。
写真-11:東花園駅付近の工事状況をチェック!!
続いて近鉄奈良線の八戸ノ里~瓢箪山間の高架化工事状況と、構内を含めた改良が複雑な東花園駅の状況調査をしました。
正直よく分からないところもありましたけれど(苦笑)、まぁ後で考えてみましょ!!
写真-12:大和西大寺の構内施設をチェック!!
京都駅の改良状況が確認できる時間を確保しつつ移動しなければならず、タイムアップとなったため大和西大寺乗換で京都を目指すことになりました。
大和西大寺駅は駅直上で盤整備がされていましたが、その部分が商業スペースになり、駅の雰囲気も随分と変わりましたね!!
京都・大阪難波方の列車を上空から眺める事が出来るスペースがあるのは、中々面白いです。
写真-13:近鉄京都駅の新設4番線をチェック!!
元々東海道新幹線の高架橋の真下にある印象だった近鉄京都駅でしたが、JR西日本在来線との間のスペースを活用して、上部にホテルを整備する形で1面1線を増築しました。
一応3線あったので、折り返し制約が大きい印象は無かったのですが、実際には特急のやりくり等で厳しかったようですね。
新設ホームはホテル下部分となるため、他番線と同様の高架橋下部の雰囲気になっています。
写真-14:近鉄京都駅は番線増に伴い使用方も変更に!!
番線が増えたことにより、特急が1・2番線の2線を使用することになりました。
ただし2番線は一部の一般列車が使用する旨の記載もされており、時間帯により使い方を変えるようです。
案内上では特急2線、一般列車2線という形で捉えて良いようですね。
現地を見た段階で特急が2線を使用していて、ああ使い方が変わったのだなぁと思った次第です。
優良特急の折り返し時間はなるべく確保したいところだったでしょうから、番線整備、コンコース内の店舗の整備等、観光の出発場所として素敵な場所になったのではないかと思います。
写真-15:スーパー雷鳥号で金沢を目指す!!
さて、後は帰るだけ!!
・・・でしたが、ギリギリいっぱい調査に充ててしまい、帰りの特急券の手配までは頭がまわっていませんでした(苦笑)。
乗らなきゃいけないサンダーバード、指定券は無し(祝日だしね)・・・
えいやぁ、行くしかないぜ!!ってことで、立ちましたぜ♪♪
福井まで座れないとは思わなんだ(笑)。
写真-16:金沢でお土産を購入♪♪
京都では気の利いたお土産が買えず、金沢駅におけるサンダーバード・北越乗換時間のなかでお土産をチョイスしました。
次の一人旅への大事な協議材料ですから、ここだけはしっかりとやりました(笑)。
短時間ですが、手堅く美味しいものをチョイスしたので、大丈夫かな??
写真-17:北越号で長岡へ!!
北越号に乗り込みます。
今まで比較的新しい特急車両に乗ってきたこともあり、最後の最後で古い特急を味わうことになりました。
これはこれで好きな雰囲気ですが、やはり設備の差は大きいなと感じますね!!
30分前にはくたか号があるので、東京に向かうという観点では、金沢に30分長く居られるかどうかの判断になろうかと思いますが、今回はこれで良かったんだろうと思います。
写真-18:最後の弁当は加賀彩時記弁当です♪♪
あと2分で北越号が出発という状況で、お弁当を購入。
時間が無かったので、豪華なものという観点で「加賀彩時記弁当」をチョイス♪♪
ビールを飲みつつ美味しく頂きました。
おかずがビールのつまみっぽくて良かったです!!
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ほわーんとしつつ、うとうと寝ていた中、何やら富山付近で踏切関係の異常で列車が出発しないという事態に遭遇!!
まぁ東京方面の最終列車だから、接続はとってくれるだろうという根拠の無い見解でいましたが、さすがに10分以上の遅延となると少しずつビビってきますよね。
西日本区間では新幹線接続のことを言及してくれず、直江津を過ぎたところで接続を取る旨の放送があって一安心でしたけど・・・
写真-19:長岡からMAXとき号で大宮へ!!
最大17分遅れという状態ではありましたが、長岡における乗換えを急ぎ足でこなすという利用客側の対応もあって、MAXとき号は所定の6分遅れで出発しました。
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長岡22:02発(所定21:56発) ※6分遅れ
浦佐22:14:40着/15:34発(所定22:10発) ※5分半遅れ
越後湯沢22:26:37着/27:43発(所定22:23発) ※4分半遅れ
高崎22:51:01着/52:05発(所定22:49発) ※3分遅れ
大宮23:15:06着/15:58発(所定23:14) ※2分遅れ
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長岡を出発してすぐの段階で、東京到着はほぼ定刻と行っていたので、この程度の遅れであれば取り戻せるというか、スジの余裕分を消化するような感じかな?と思いましたが、実際各駅の走りで取り返しているようですね。
2分遅れ程度で大宮に到着し、その先の足も予定通りで良かったです。
以上4日間の一人旅でした♪♪