2012年3月20日近鉄鶴橋駅利用状況調査
2012年3月20日に近鉄鶴橋駅で昼食がてら20分ほど大阪線・奈良線の利用状況を確認しました。
短い時間ではありますが、準急が区間準急に変わった大阪線の急行、区間準急、普通の利用バランスがどのようなものか、その利用率自体が奈良線と比較してどうかを見てみたいと思います。
大阪線の輸送力見直しにより準急が区間準急になった訳ですが、実質的な本数削減は高安~河内国分間を通過運転する準急2本分で、大阪上本町~高安間の本数は維持されました。
よって、利用状況は旧ダイヤとさほど変わらないものと思っていますが、そもそもの利用ボリュームがどうなのか?という事で、同時間帯の奈良線と比較することにしました。
んで、データ分かるとおり、やはり奈良線のほうが利用は多いです。
大阪線の普通は他列車と比べてやや空いており、特に区間準急に弥刀で追越しされる列車が空いていることから、区間準急有無によるバラつきは多少ありそうです。
遠距離列車のほうが利用率が高くなっている事もあり、まぁこの程度の輸送力は必要だろうなぁと感じる次第です。
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本題ではありませんが、奈良線の利用のバランスの良さは凄く良いですね。
ダイヤ上、区間準急の有無が普通の利用状況に影響を与えそうなものですが、ほとんど影響が無いことからして、近距離区間の集客が多いのでしょうね。
特急スジは殆ど変わっていませんが、急行の運転間隔が是正されていて、区間準急のスジは多少特急スジに影響を受けているものの、そのズレが良い感じに毎時5本という普通スジの等間隔化に寄与しています。
旧ダイヤの準急は2本が弥刀で普通を追い越していたのが、新ダイヤの区間準急は1本のみとなりました。
よって、高安~八尾あたりで見ると、大阪上本町方面の先着列車が増えていることになり、使いやすくなったように感じます。
簡単ですが、以上です!!