2012年6月11日東武日光線南栗橋駅工事調査(2) 起点方編
先日の引き続きで、東武日光線南栗橋駅改良工事状況を徒歩巡回で確認しました。
その(2)として、駅起点方の状況です。
オーバーラップしている交差道路から起点方を見てみました。
左の分岐が上り線合流部、真ん中の線路が旧下り内側線、その右が切換後の下り内側線、そして外側線の順です。
下り線の旧分岐は既に撤去されて棒線になっているのが分かります。
こうしてみると、上り線の左側に線路が1線程度敷設できるスペースがあることが分かります。
上り線を全体的にシフトさせれば、上下線間に2線程度引上線が構築できそうな雰囲気ですね。
もう少し上り線側のアングルで確認してみると、上り線脇の防護柵の奥で整地作業が行われているのが確認できます。
そのスペースが予想より広い感じで、手前部分のバラスト敷き範囲と照らし合わせると、上り線を全体的にシフトさせるのかな?と思わせる感じではあります。
現在の上り線がやや曲線になっていることもあり、むしろシフトしたほうが線形は良くなりそうなくらいですね。
それほど大々的に工事をしている雰囲気はありませんが、上り線脇の防護柵設置範囲は工事区間として、道路側はフェンスが設置されていました。
その脇は田んぼという長閑な雰囲気・・・(苦笑)。
ちゃんとした工事なんだなと確認しました!!
整地範囲と防護柵範囲は一致しており、1つ目の踏切から確認したところ、このあたりが上り線の切換口になるのかなと思います。
駅から相当距離があるので、ひょっとして有効長の長い引上線を構築しようとしているのでしょうか。
駅付近は2線分構築できそうな雰囲気があったり、長さの違う引上線を整備するのかもしれないなと思ったりしました。
現地で確認した情報をもとに、グーグルアースで確認してみると、交差道路あたりから切換口(想定)場所までは200mをちょっと超えるくらいになりそうです。
すなわち、交差道路から引上線を構築すれば、何とか1線は10両の有効長が確保できるかもしれません。
切換後の下り内側線の分岐の位置は交差道路のちょうど下なので、その先の分岐の処理次第では有効長10両というのも無くは無さそうかなぁ・・・
もう1線は上り線の線形にもよりますが、6両分くらいは確保できるような気もします。
同様の運転境界駅として久喜の起点方の配線が浮かびますが、それをアレンジして2線引上線を設けるような雰囲気ですが、はたしてどうなるでしょうか?
楽しみですね♪♪
また機会があったら確認したいと思います。