東急東横線ホーム延伸工事調査(2) 中目黒編
東急東横線のホーム延伸は順調に進んでいますが、比較的進捗の遅い駅の状況を調査しましたので、報告します。
その(2)として、中目黒の状況です!!
河川をまたぐ構造でのホーム延伸という事で、線形変更等かなり手間のかかる改良工事でしたが、主たる構造物の工事は終わり、いよいよ終盤といった状況になっていました。
鋼構造の桁式ホームの据え付けが完了しました。
日比谷線上下線の上で連結する形の上家柱の据え付けも進捗中で、今後は上家の構築、ホーム面の仕上げ等が行われていくことになるでしょう。
日比谷線の停止位置は現行が将来の東横線10両編成に対してちょうど中間位置になるためか、大きな変更は行われなさそうです。
そのため、この起点方の延伸位置は東横線専用部分になるので、上家の柱は日比谷線側に寄せるだけ寄せています。
日比谷線側には柵が設置されるものと思います。
下りホームも同様の状況です。
ホーム幅は下りのほうがやや狭いものの、停止位置も幾分終点方寄りのため、日比谷線からの乗換待ち列はそこそこに収まりそうです。
ホームの仕上げですが、既存部分の線形変更範囲も手つかずの状況なので、これから合わせて施工になるものと思います。
仕上げは上家構築等の主体工事が終わってからでしょう。
終点方についても起点方と同様に上家設置工事が進められている状況です。
日比谷線上下線を跨ぐ形で上家柱をつなぐのも同様でして、東横線のホーム部に柱を設けない設計というか構造上の対応といったところでしょうか。
こちらはホームを使用している状況なので、工事の動きが感じられる雰囲気ですな。
下りホーム終点方も同様です。
ホーム幅が幾分上りホームよりあるため、東横線側は必要範囲のみホームとして使用し、作業ヤードを日比谷線側に確保して作業を進めている感じでしょうか。
ホームの仕上げはやはり上家の構築が完了してからといった感じです。
トップの写真で示している通り、上りホームのエスカレーターが使用開始されていました。
ホーム幅は決して広くない駅ですが、エスカレーターは2人用幅が上下1基ずつ設けられました。
利用しやすい位置に設置されたこともあり、便利になりましたね!!
以上です。