2012年10月25日

2012年10月21日京急線施設調査 京急蒲田編(1)

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 2012年10月21日に京急蒲田駅付近下り線高架化に伴う施設改良状況を確認しましたので、順次報告していきたいと思います。

 今日は京急蒲田駅の(1)として、使用開始した3Fホームの状況についてコメントします!!

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写真-1:京急蒲田駅構内案内図

 下り線高架化に伴い、3Fホームを使用開始した段階の京急蒲田駅構内の案内図です。

 まだ工事中施設もありますが、移動に係る大事な施設は完成しているといったところでしょうか。

 上りエスカレーターは青色、下りのエスカレーターは黄色、改札階から直接3Fホームへの上りエスカレーターは赤色で示されています。

 改札階における昇降設備は改札口付近に集中しており、上に進めば進むほどエスカレーターの勾配設定分外側に広がっていきますが、京急蒲田駅のホーム構造上ホーム延長が長いため、ホーム全体において適切な配置間隔で上下間移動が出来る形になっています。

 駅乗降だけではなく、空港線方面利用で上下間の移動が生じるため、そこは特に配慮されているのでしょう。

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 さて、それではこの案内図を参考に、3Fホーム上施設を起点方から確認したいと思います。

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写真-2:起点方端部付近状況

 本線3番線側が12両対応、空港線1番線側が8両対応のため、停止位置の関係で空港線側には柵が数両分設置されています。

 このあたりは2Fホームと同様の設定ですね。

 最上階という事で、上家の柱のデザインが凝っており、側部も上家支柱以外はオープンになってますので開放的ですね!!

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写真-3:起点方階段状況

 最も起点方にある階段です。

 構内案内図では端部付近にあるような記載ですが、実際には本線3番線側はもう少し先までホームがあり、1・3番線両側に列車が停止する範囲の端部にあるというのが実態でしょうか。

 位置的に利用頻度が高くないとの判断か、階段幅は比較的狭めで、ホーム幅確保を優先している感じですね。

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写真-4:エスカレーター状況

 続いてエスカレーターが2基あります。

 上下とも2人用幅で利用しやすい形ですが、降りた先2Fホームの付近には改札階へ降りるエスカレーターはなく、しばらく終点方に移動する形になります。

 よって、下車利用もできますが、基本2F・3Fホーム間の移動のためのものという感じになるでしょうか。 

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写真-5:階段・エスカレーター状況

 続いて、階段と下りエスカレーターとなります。

 階段はエスカレーターの幅と同等で、エスカレーターが下りなので、上り利用率が高くなりそうですね。

 2Fホームに降りると、その先に改札階へ同じ配列で階段と下りエスカレーターがありますので、ホーム間移動、降車利用ともこのエスカレーターを使う形になります。

 この先は上りエスカレーターなので、1・3番線からはこの下りエスカレーターか階段を利用する形です。

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写真-6:待合室

 1・3番線の中間位置に待合室が設けられました。

 2Fホームは仮設備設置の関係で設けられておらず、これから設置ですので先に使用開始したことになりますね。

 規模は標準的です。

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写真-7:上りエスカレーター状況

 3番線の終点方端部付近脇に上りのエスカレーターが設置されています。

 奥のものは2Fホームからの上りエスカレーターで、現在は未設置です。

 2Fホームの仮設備の関係で施工が出来ず、3Fホームの高欄のみ設置されている状況です。

 左側が改札階からの直通エスカレーターなります。

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写真-8:エレベーター状況

 続いて1番ホームと3番ホームの中間位置に位置するエレベーターです。

 改札階・2Fホーム・3Fホーム間を移動できる形の設定です。

 最近流行りのガラス多用タイプですね!!

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写真-9:2番ホーム全景

 エレベーター付近から2番線ホームを眺めたアングルです。

 1番線からの分岐部はホームが斜め処理されており、2Fホームとは若干仕上げが異なっています。

 2Fは5番線から6番線側に進入するため、安全側線・車止め付の配線なのに対して、こちらは3番線から2番線に進入することから、シンプルな分岐である違いによるものですね。

 2番ホームは待避線という事でおそらく今後も普通専用になるものと思いますが、可能な形でホーム幅を確保している印象です。

 改札階のレイアウトも関係して、昇降施設の位置が1・4番線側の配置になっているため、ホーム幅が確保できた感じですね。

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写真-10:2番線ホーム部エスカレーター状況

 奥が上りエスカレーター、手前が下りエスカレーターです。

 いずれも2Fホームを介した形で改札階との行き来がスムーズに出来る形になっています。

 1・4番線側は柵が設置されていますが、エスカレーター部は高欄を兼ねてか、厚めの壁になっています。

 安全面の配慮もあるのでしょうね。

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写真-11:終点方端部付近状況

 終点方ホーム端部付近状況です。

 1番線からの配線が3番線側に合流する線形で、ホーム幅も端部は少し狭くなる形です。

 6両有効長のホームでして、これ以上の延伸は難しそうというか考慮していないようですね。

 その(2)に続きます!!