2013年2月17日小田急線・京王井の頭線下北沢駅工事調査
2013年2月17日に小田急・京王井の頭線下北沢駅の工事状況調査をしました。
今回は3月23日に地下化される小田急線の施設変更に関係する部分、合わせて変更する京王井の頭線のホーム施設の状況について注目してみました。
以下、コメントです!!
3月23日の小田急線地下化後の構内図がホームの至る所に掲示されていました。
この略図だけ見ると複雑ですが、ポイントを挙げると以下の点になるかと思います。
・現在の北口および南口の近接位置に仮の改札口が設けられる(仮称北口・南口)
・小田急線~井の頭線間乗換通路は暫定であるが、乗り換え利便性確保に配慮されている。
・EVが整備され、バリアフリールートが整備される。
仮称南口から現在の小田急地上線を横断する形で北口まで接続されますが、この通路が階段数段分地上レベルより高めに構築され、この後の地上施設撤去および(本設)緩行線ホーム函体構築に支障しないようにしている点はなるほどなぁといったところです。
小田急の仮コンコースの地上階レベルの設定から見て、工事の進捗により南口~北口間の通路はルート・高さの変更があるかもしれません。
現在の小田急線上りホームから井の頭線ホームへの乗り換え通路状況を小田急線側から進んでみたいと思います。
まずは小田急線上りホームから見たアングルです。
前述の仮称南口からの通路はこのあたりをもう少し高い位置(図からそう読み取れるだけで、ホーム面と同一の可能線もありますが)で進んでいく事になります。
現在は両側が仮フェンスで覆われていますが、左側は切換後の小田急線コンコースに、右奥は仮称北口改札に繋がることになりますね。
このあたりが小田急線コンコースとの繋ぎになりましょう。
階段は図面の形状がこの仮設階段とは異なるので、右側にもう少し拡張された形になりそうです。
その奥には小田急線コンコース階と仮称北口改札階の間を結ぶEVが設置されます。
階段を上がったところです。
この右側が仮称北口への通路となり、井の頭線からの階段も合流する形となります。
乗り換え流動と乗降流動は切り離される形にはなりますが、近い側の階段と遠い側の階段とで良い感じに分散されるかどうかは注目どころでしょうか。
井の頭線ホームへの階段付近の状況です。
右側部分は以前の乗り換え通路があったところですが、EVを構築するため、通路が切り替えられた形となります。
仮囲いの奥で新設階段、EVが構築されているものと思います。
井の頭線ホームから仮称北口に向けて降りる階段が新設されますが、新設位置は井の頭線のホームで最も混む部分・・・
という事でホーム上に仮囲いは設けられておらず、ホーム面の下で何かしらの整備がされているものと思います。
高欄の施工は一気に構築できるので、切換までこのままかもしれませんね。
EVについては階段のように切換のパワープレーが出来ないため、仮囲いが設けられています。
まだEVの姿は見えていませんが、急ピッチで整備されるものと思います。
1ヶ月あれば一気に姿は変わっていくでしょう。
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以上です!!