2013年4月17日メトロ新宿三丁目駅工事調査(1) 丸ノ内線編
2013年4月17日にメトロ新宿三丁目駅の改良工事状況を調査しましたので2回に分けて報告します。
その(1)として丸ノ内線関係の施設状況です。
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トップ写真の通り、丸ノ内線と副都心線の乗り換え経路拡張に向けた改良工事を行い、丸ノ内線部分としては、副都心線乗換通路に近いエスカレーターを通路化して流動性の改善を図ります。
今回はその過程として、ホーム中央部に新設された階段・エスカレーターの状況、およびコンコース階の改良状況についてコメントします。
ホーム中央部に階段および上りのエスカレーターが新設されました。
規模は以前の副都心線乗換通路側にあったものと同様です。
構造上・流動上の関係か、壁面は幾分昇降設備から離れた場所まで設置されていますね。
階段・エスカレーターのコンコース階の状況です。
ラッチ内外は腰高さ程度の柵で仕切られており(撮影箇所はラッチ外からです)、狭い空間においては開放的で良いのかなと思います。
乗り換え流動を如何に分離してスムーズにするかというのが今回の改良のキモでありまして、この新設階段・エスカを上がってすぐの場所に改札口が設けられました。
朝ラッシュ時(7:50~9:20)は入口専用となっています。
朝ラッシュ時は前述の通り、直近の改札口は入口専用となるため、下車ないし副都心線乗換時には既存の改札口への連絡通路を通る必要があります。
既存のエスカレーターを撤去するための仮囲いがあるため若干狭くなっていますが、実質一方通行通路となるため、何とか捌けるのかなぁという印象です。
元々あった有人窓口が無くなり、すっきりした既存改札口付近の状況です。
前述の通路からはやや斜めに進んで改札を出る形になりますが、エスカレーター撤去までの我慢といったところでしょう。
エスカレーターを撤去している状況のため、階段のみ使用可能な状況です。
冒頭の図面を見る限り完成時には階段以外はラッチ内コンコースとなっていますので、エスカレーター撤去部分には盤が張られて通路になろうかと思います。
そうなると、ホーム中央階段・エスカからの移動も楽になりますね。
まだまだ暫定状況といった感じですが、とりあえずこの形で副都心線との乗換体制を改善したという事になりましょう。
その(2)に続きます!!