2013年5月2日東急東横線施設調査(1) 代官山編
2013年5月2日に東急東横線の施設調査をしましたので、複数回に分けて報告します。
その(1)として代官山の状況です!!
渋谷方のアプローチですが、元々の線形が緩やかに上り勾配となっていた範囲を逆に緩やかな下り勾配とした事で、それほど勾配がキツイ感じはしませんね。
切り換えは京王線の調布駅付近地下化と同様に仮線の工事桁を仮設門型架台でこう上させて、新線の空間を確保する方法で行われています。
これら仮設構造物の撤去を行うのは大変で、すぐに撤去しなければならない訳でも無いため、まだ残った状態です。
今後地下アプローチ部分の本設化等と合わせて撤去が進められていくものと思います。
切換口の軌道の処理ですが、レール勾配を広範囲に変更する関係からホームにかかっている範囲も工事桁軌道になっていて、切換口部分はバラスト軌道範囲で調整しているものと思われ、処理の違いの境目がホーム端部付近に見られます。
ホームもレールレベルの変更に合わせて高さを変更しており、現時点のホーム面とホーム下の基礎形状が一致している事から、低めに基礎を構築して、そこに仮設材で嵩上げしていたものを撤去したという感じでしょうね。
工事桁部分は切換までは工事の都合上木製覆工で覆われていましたが、切換の都合もあってかそれらは撤去され、工事桁構造がむき出しになっています。
ホーム部分については今後本設化がされると思いますが、まずは軌道部分の処理が先かなぁという雰囲気です。
まだまだ後処理工事が続くので、ちょこちょこと確認していく必要がありますね!!
その(2)に続きます。