2013年6月29日京急線金沢文庫駅施設調査
2013年6月29日に京急線金沢文庫駅の改良工事後の施設状況を調査しましたので、報告します!!
久しぶりの調査でして、工事過程はちょこちょこと確認しておりましたが、最終的にどうなったかの確認であります。
以下、コメントです。
上りホーム起点方の状況です。
3番線(内側線:左)と4番線(外側線:右)ではホーム端部が狭いことに配慮して停止位置を変えており、4番線側は柵が設置されています。
屋根形状も3番線側に対しての利用範囲向けの設置となっていますね。
4番線の起点方、増結車両停止位置付近の状況です。
列車待ち整列の明示がホームにぎっしりと並んでいます。
屋根は新しい支柱を増設のうえ、既存部分を延長する形で設置しており、ホーム幅が広いことも踏まえてか、一部光を取り入れる材料が用いられています。
今回、上りホームを約1線分拡幅していますが、既存の屋根の拡幅については既存の構造を活かしつつ延長という形をとっているのが分かります。
ホーム上の柱増設は避けられないところですが、一定ピッチに小径のものを用いているのは、既存部分に合わせてという事もあるでしょうし、ホーム待ち列利用者の支障にならない配慮かなと感じるところです。
既存の屋根自体整備時期で形状が異なっており、今回の延長拡幅においてはそれぞれ既存部分に沿った形で整備されています。
中央部付近は昇降階段に近く、利用の多い場所となりますが、ホーム拡幅分をエスカレーターの増設に充てていることが確認できます。
以前よりはホームの幅を確保しつつ、利便性も向上したという事でしょう。
終点方の3番線側の増結車停車位置付近の状況です。
柱置き換えの上屋根を拡張しており、スッキリしていますね。
ホーム端部タイルや舗装の仕上げが行われて、開放的な印象になりました。
比較的混む後部位置かつ昇降設備から近いこともあり、ホーム幅の広さが機能しそうな雰囲気です。
3番線側の増結車両停止位置の奥には柵があり、4番線側専用ゾーンとなっています。
起点方と比べると、配線上仕方ないのですがやや狭くなっているものの、増結車待ち列と切り離せる構造になったことは改良の意義を感じるところであります。
以上です!!