写真－１：周辺案内図

　昨年１２月に前回調査を行いましたが、その時点では南口と西口をつなぐ連絡通路が完成しておらず、またコンコースからホームへのエスカレーターが未施工でした。

　いずれも既存施設の撤去という支障のなかで遅れての施工となっていましたが、今回総ての施設が使用開始されたという事で確認をした次第です。

　それぞれの施設を確認していきましょう。

写真－２：２・３番線への階段・エスカレーター状況

　右側のエスカレーターが未稼働でしたが、使用開始され最終形となりました。

　暫定的に左側のエスカレーターのみ使用していた際には上り運用となっていましたが、最終形は逆になっています。

　下り側に乗車ホームのＬＣＤ案内板が設置されており、確認しながら降りる事が出来ますね。

写真－３：１番線への階段・エスカレーター状況

　１番線についても端部壁面側のエスカレーターが未稼働でしたが、完成しています。

　ただし１番線については、この向きのエスカレーターに関して、他とは異なり左側が上り、右側が下りの運用となっています。

　ＬＣＤ案内板の設置状況からすると本来は反対という気がしますが、他のホームと異なり、片面ホームであるため、集中する下車客を近い側のエスカレーターに進ませるほうが流動上良いという対応かなぁと感じるところです。

　反対側も列車側が上り運用になっていました。

写真－４：従来あった改札口への階段撤去状況

　新改札口使用開始に伴い、飯能・西武新宿方に位置していた従来の改札口は使用停止となり、そこに至る階段も撤去されました。

　跡地は屋根が整備されて舗装処理がなされています。

写真－５：新しい自由通路の西口・南口方を望む

　新しい自由通路を東口側から見たアングルです。

　改札を出て右側に進むと西口への階段となりますが、写真奥左側に南口への連絡通路が整備されました。

写真－６：南口側から改札口方面を望む

　南口から新しい自由通路・改札口側への連絡通路はやや距離がありますが、旧自由通路と接続された形となり、従来の移動ルートに沿った形で整備されたとみて良いでしょう。

　新しい自由通路側には店舗もありますので、利用する機会も出てきましょう。

　これで新しい所沢駅も完成という事で、きれいな駅になったなぁというのが率直な印象です!!

　単なる乗換駅ではなく、フリースペースを設けるなど利用者に対する配慮もあり、考えて構築されたと捉えています。

　以上です。