2013年7月18日

2013年7月15日東急東横線優等列車対応安全設備調査(2)

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 2013年7月15日に東急東横線の新丸子、元住吉、白楽、反町にて「優等列車安全設備」の工事状況を調査しましたので、複数回に分けて報告します。

 本日は、その(2)として元住吉駅と白楽駅の状況です!!

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写真-1:元住吉駅下りホーム終点方状況

 元住吉駅は終点方に2両分の安全設備を設置しています。

 幅は新丸子と同等程度で、概ね1.5m程度でしょうか。

 ホームとの境の柵が従前のままですので、今後何らかの細工がされるものと推測します。

 工期は端部の掲示によると10月末までとあるので、まだ未完成という事なのでしょう。

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写真-2:元住吉駅上りホーム終点方状況

 上りホーム側も同様の状況ですが、電気施設の基礎部分が何やら作業中な感じです。

 おそらく安全設備を設置するために位置を変更したとか、そうした類かと思います。

 安全設備から線路階へ移動する階段が設置されているなど、業務機能維持のなか整備された感じで、元々の計画にはなかった施策という印象も受けますね。

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写真-3:白楽駅起点方状況

 続いて白楽駅です。

 白楽については起点方に2両分の安全設備が設置されています。

 今回新丸子と元住吉の整備状況、掲示内容から安全設備という言い方をしていますが、この駅は具体的な掲示はなく、また構造も他駅とは異なるのは気になるところです・・・が、まぁ同じ意味合いですよね。

 既設ホーム部分の改修が行われており、端部タイルおよび内方線の整備が進められています。

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写真-4:白楽駅上りホーム起点方状況

 他駅と異なり地上部分に安全設備を設ける形になっており、基礎や柵が単管で構築されています。

 安全設備の幅も他駅と異なり、信号機や電気設備等の施設がある部分は最小限となっています。

 また安全設備の歩行面の高さも既設ホームとは異なっており、車両のドア位置を考えると、もう少し手が入りそうな感じです。

 外側の単管柵の下部に木製の型枠らしきものが、既存ホーム面程度まで組まれているので、今後コンクリートを打つ・・・ような雰囲気がしませんねぇ。

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写真-5:白楽駅下りホーム起点方状況

 下りホーム端部から見た安全設備の状況です。

 やはり上りホーム側と同様に既設ホームより低い高さで整備されており、歩行面に警告塗装がされていることから、これ以上の嵩上げはないのかと理解できるところです(上りホーム側もでしょうね)。

 擁壁と線路の間の構造上構築できる最大幅で整備した感じで、それでも他駅と比べると狭いのはロケーション上、仕方ないところかと思います。

 以上です!!