2013年10月5日小田急線工事調査(1) 参宮橋編
2013年10月5日に小田急線の工事調査をしましたので、複数回に分けて報告します。
その(1)として参宮橋のホーム延伸工事状況です。
以下、コメントです!!
終点方に2両分のホーム延伸をしていますが、上下ホームともホーム面整備が完了した事で完成時のイメージが掴みやすくなりました。
下りホームは元々あった電気関係の施設の支障移設が完了し、ホーム幅は既存部程度の形で整備されました。
仕上げ関係はこれからですが、後述する既存部の整備のほうが利用範囲という事もあり先行かな?といったところです。
ホームは基礎に対して線路方向の支持梁が設置され、その上に版が設置される構造になっています。
そのためか横から見ると、規模の割にがっちりした印象です。
今回の改良工事は単にホームを伸ばすだけではなく、駅全体の改良も含まれているようで、既存部分が仮設部材で覆われていました。
これは既存のホームの上に新規に嵩上げ敷設した形になっており、列車に対してはホーム面が上がる事を意味します。
バリアフリーの観点での段差解消の意味合いがあろうかと思われますが、この感じだと全体的に綺麗になりそうです。
そして、下りホームの起点方で意味深な工事をやっていた理由が、やはりホームの延伸に係るものであることが見えてきました。
下りホームの起点方は上部を交差する橋の橋台があり、構造的に簡易に弄る事ができないため、大掛かりな準備を経て、ほんの少しだけホームを伸ばす形になりそうです。
上りホームと比べて下りホームは既存の位置がやや終点方に寄っていたため、有効長が足りないような印象でしたが、どうやら上りホームと同等程度になりそうです!!
その(2)に続きます。