2013年12月24日JR南武線稲城長沼駅施設調査(1)
2013年12月24日にJR南武線稲城長沼駅の施設調査をしましたので、2回に分けて報告します。
その(1)として、上り線高架化に伴い使用開始したコンコース施設についてです。
以下、コメントです!!
今回の上り線高架切換段階では改札口位置の切換は行われませんでした。
切換前は地上レベルの改札口から階段数段を上がって仮上りホームというロケーションでしたが、今回の切換では上り仮ホームと仮上り線を横断する形の通路を整備し、直接直進して高架橋側に巣進めるようにしました。
仮上り線を越えるこ線橋を介して迂回していた従来から比べると、大幅に移動距離が短縮されましたね。
改札口を入り、元仮上り線がある部分には仮設テントのような構造の上家が設置されています。
ホーム部分には屋根があるため、この部分に屋根を設けることで雨風にさらされないようにしているようですね。
その上で歩行面は舗装がなされ、仮誘導タイルが敷設されていました。
前述の通路を進むと、以前のこ線橋を降りた位置に合流します。
高架橋下の下り線側部分の通路を90度曲がりつつ立川方に進んでいく形になります。
線路方向の通路のちょうど中間位置の上部に本設改札口上部の入口案内版が既に設置されており、その下部には自動改札機を設置すると思われるマット養生がなされているのが確認できます。
本設改札口付近を反対側のアングルで確認してみました。
写真-1の仮設改札口を見ると、自動改札列は3列+有人窓口通路という構成になっており、同じ規模をこの位置にシフトさせると、ちょうど改札口は養生マット範囲に収まり、有人窓口通路はガラスの奥の範囲に収まりましょう。
よって本設コンコースはこのアングルの範囲になるという感じでしょうかね。
今後、仮施設の撤去も行わなければなりませんから、本設改札口まわりの施設切換の準備ができ次第移設という流れになろうかと思われます。
通路を進むと、昇降施設のゾーンとなります。
上り線側のコンコースが解放され、広々としましたね。
誘導ブロックが養生されている範囲は有人窓口通路から伸びる本設位置で、改札口切換時に移設されるものと思います。
上り線側の昇降設備を全体アングルで見ていますが、川崎(起点)方から階段、エレベーター、エスカレーターという配置になっており、下り線と同じです。
階段の状況です。
周囲の壁面は本設の仕上げになっており、最終形になっている事が分かりますね。
幅員は下り線側と同等といったところでしょうか。
案内板は1番線がまだありませんので、シールで目隠しをしています。
2番線側は最終形と表示内容が同じであるためか、特にシール等は貼ってありません。
エレベーターの状況です。
下り側と対称の配置になっており、コンコース階のドアとホーム階のドアが反対側になる、通り抜けタイプです。
コンコース階のドアが改札口側になっており、流動に配慮した配置と言えますね。
案内版は1・2番線という準備になっていて、1の部分をシールで隠していました。
最後にエスカレーターの状況です。
2人用幅タイプが上下各1基配置されています。
運用は1番線側が上り、2番線側が下りのようですね。
案内板は階段と同様に1番線側をシールで隠している状況です。
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その(2)に続きます!!