東急目黒線2014年3月15日改正ダイヤについて分析する!!
先日、東急電車時刻表を横浜駅で購入したので、新ダイヤについて路線別に分析していきたいと思います。
東急目黒線ですが、早朝・夜間帯の増発、急行運転時間帯の拡大が主たる内容になっています。
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<改正要旨> ※平日のみ記載
・朝ラッシュピーク前の上り方面増発(5時台各駅停車1本、7時台急行3本)
・朝ラッシュピーク前の下り方面増発(6時台各駅停車2本、7時台急行3本)
・夜間帯の下り方面増発(21時台各駅停車1本、23時台各駅停車1本)
・夜間帯の上り方面増発(21時台各駅停車1本)
・急行運転時間帯の拡大(下り方面 朝7:48→7:16 32分拡大)
・急行運転時間帯の拡大(上り方面 朝7:30→7:00 30分拡大)
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上記内容を見ると、東横線のバイパスルートとしての利便性向上という意味合いだけではなく、今後の武蔵小杉・日吉エリアの利用者囲い込みといった目的のための目黒線自体の利便性向上の意図が感じられます。
おそらく混雑面としては一時期のピークよりは下がっていると思われ、輸送力増強から時間帯ごとのバランスの調整に入ったような、そんな印象を受けますね(最ピークが混んでいる事は承知しています)。
それよりも、上記のソースには記載がありませんでしたが「最ピーク時間帯のパターンが変わった事」が個人的には一番着目した事柄でして、その部分についてコメントしたいと思います!!
上図のとおり、目黒着7:51~8:51の1時間で見た場合、運転本数は種別、系統を含めて同本数になっていますが、急行の設定位置が8:00~8:30付近の最ピーク時間帯にシフトしています。
旧ダイヤは緩急比率2:1サイクルを基本として最ピークに日吉始発の急行が挿入されるパターンで、ピーク後に緩急比率1:1の時間帯が一部ある形でしたが、新ダイヤは最ピーク時間帯緩急比率1:1、その前後が緩急比率2:1といったハッキリしたパターンとなりました。
目黒線は武蔵小山という比較的起点に近い位置で緩急接続がなされ、優等に混雑が集中するような印象を受ける路線ですが、ほぼ平行ダイヤということもあり停車駅の差から緩急接続を受ける急行と同様に無待避各駅停車も混む性格がありました。
よって最ピーク時間帯に緩急比率1:1パターンをたくさん持ってくることはある意味有効本数を減らすことに繋がるわけで、その変更が出来たというところに、今回の改正のポイントがあるように感じられます。
最近混雑調査をしていないので、推測になってしまいますが、混雑面がある程度このパターンを許容できる状況になってきたという事であるとすれば、新ダイヤのパターンはおおむね納得できる感じかなぁ・・・
ん~、忙しいですが、時間が出来たら状況確認をしたいところです。
コメントは以上です!!