2014年5月1日東急東横線工事調査(2) 祐天寺編
2014年5月1日に東急東横線の工事状況調査をしましたので、複数回に分けて報告します。
その(2)として、本日は祐天寺駅の工事状況です!!
以下、コメントです。
沿道に掲示されていた工事概要を見ると、高架橋基礎杭打設と基礎構築とあり、地面より下の部分の施工が行われている模様です。
また、構台が線路レベルで構築されていて、線路内に入れるようになっており、重機械が仮置きされていることから、線路内の施工も進められているようです。
分岐設置に伴う軌道勾配変更とか、高架橋範囲増設に伴う前準備などがありそうですよね。
ホームは上家が構築されている範囲は概ね仮囲いが設置されており、ホーム外壁材の撤去が進められている状況です。
前も書きましたが、上りホームは元々が広いため、仮囲いが張り出されてもスペースが確保されていますね。
前述の通り外壁材の撤去が行われているため、駅周囲は足場と養生で覆われています。
駅名部分は機能上の問題で維持されていますが、まさに工事まっさかりといった状況です。
高架橋基礎の施工に際して、沿道通路を従来位置より線路から離れた側に移設しています。
仮フェンスで囲われており、対面通行が可能な程度の幅となっています。
この線路側が線路を1線増やすための高架橋構築範囲となることは工事ヤードのスペースから読み取れる状況と言えましょうか。
外壁の撤去状況ですが、側道があるため道路幅員確保の為地上レベルは仮フェンスは用地境界部に設置し、上部で外側に張り出す形の足場構築をしています。
このタイプの工事はこうせざるを得ないところですね。
未施工部分は上部足場が構築されていない範囲もありますが、順次実施という事でしょうか。
下り線も基本的には上り線側と同様ですが、用地の関係で幾分スペースがあり、足場構築条件がいい感じです。
高架橋下の部分は完全に養生で覆われている状況になっています。
耐震補強工事は出来るところから実施していた模様ですが、終点方の高架下部分は仮駐輪場になっていました。
このように従来の機能を可能な限り維持しながら工事を進めていくのでしょうね。
以上です!!