2014年5月5日JR南武線稲城長沼駅工事調査(2) 上り線側編
2014年5月5日にJR南武線稲城長沼駅の工事状況調査をしましたので、複数回に分けて報告します!!
その(2)として上り線側(北口側)の施設・工事状況です。
以下、コメントです。
高架化工事期間中使用していた旧改札口については、本設改札口使用開始に伴い使用停止されています。
自動改札機が設置されていた部分は仮養生で覆われており、有人窓口・緑の窓口部分は窓部分がベニヤ板で覆われていました。
上り線高架化の際に構築されたルートそのままに、改札口の位置が変わっているのが現状です。
今後上り線の外側1番線構築に際して、この付近は工事範囲となるので、その進捗に合わせて施設撤去が実施されるものと思います。
上り1番線部分の高架橋構築は着々と進められています。
現在は柱の構築といったところでしょうか。
ヤードの奥には仮線の電架柱が一部残っていますが、工事に支障しないところは当面そのままのようですね。
南多摩駅付近もそうですが、今後の急ぎは本設施設の完成であると思われますから、その判断のもと優先順位で施工しているような印象を受けるところです。
駅部付近は柱の下部構築が完了し、これから柱上部とスラブ構築に進むような状況になっています。
構築中の柱はすでに使用開始している本設の駅施設がある付近と同じ通りで構築されており、これ以上旧仮上り線側の構築は無さそうですね。
上家との位置関係を見ると線路が1本構築できるの?って印象があるも、スラブは柱から張り出す形になりましょうから、それで1線分のスペースとなる訳ですな(当然ですが)。
起点方は高架橋の構築も完了している事から、旧仮上り線撤去後は特段動きなしです。
起点方の先の区間についても仮施設撤去の動きはありましょうが、落ち着いた雰囲気になっていますね。
先ほど高架橋の柱を構築していることをコメントしましたが、高架橋上の線路レベルからみるとこんな感じです。
柱の既設構築完了部分が離れていることもあり、今後作業足場を構築して構築に進んでいくものと思います。
軌道や電気施設は出来る範囲で構築完了していますので、高架橋構築完了後に残り部分を一気に仕上げていくものと思われます。
その(3)に続きます!!