2014年7月 3日

2014年6月28日メトロ東新宿駅改良工事調査

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 2014年6月28日に東京メトロ副都心線の東新宿駅改良工事状況を調査したので、報告します。

 前回調査時点では駅改良の概要が分かりませんでしたが、今回は掲示が確認でき現在優等列車が通過する側にもホーム柵が設置されることが分かりました。

 今後の運行形態に関係するかどうか分かりませんが、少なくとも無待避列車は直線側を使用することになるものと思われますし、緩急接続の芽も多少はあるのかなぁと期待できる感じです。

 以下、コメントです。

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写真-1:駅改良工事掲示

 先日工事調査をした際には、駅構内にあった掲示はこのお知らせのみです。

 記載内容としては、床・非常階段・天井の改良工事とあり、実際この掲示の位置に仮囲いが設置されていました。

 ところが実際の現地としては、それ以上に仮囲いがたくさんできており、本当にこの内容だけなのか不明な状況でした。

 そこで今回改めて状況確認をした結果、新たなる掲示がある事を確認した次第です(後述)。

 やっぱり結構な改良工事であることが分かり一安心です!!

 施工計画フリークとしては、施工内容と現場が一致しないと気持ち悪いというか(苦笑)。

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写真-2:ラッチ外コンコースの仮設通路状況

 上記案内に記載されている、ラッチ外コンコースの一部が工事のため通路の半分を仮フェンスで囲っている状況です。

 この目的は位置的に考えると非常階段等の設備更新のためと思いますが、その非常階段がどこにあるのかと考えると、ホーム施設改良に関係する支障移転なのかなと閃いたところです。

 その時に以下の掲示を発見することになります!!

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写真-3:東新宿駅改良工事のお知らせ

 おっと、これは前回は見つけられませんでした。

 ホームの両端部にホーム柵が設置されているイメージになっている事から、通過線側の壁を撤去してホームとして使用できる状況にすることが読み取れます。

 この改良を持って緩急接続するようになると考える事は出来ませんが、少なくとも無待避列車は直線側となる側のホームを使用する事になりましょうから、現行とは運用が変わる筈ですし、もしかしたら時間帯によっては緩急接続する事があったりするのかも・・・と色々期待できそうな感じではありますね。

 平成27年6月という完成時期は工事全体のイメージで考えると、施設使用開始としては数か月前になると思われ、平成27年春は何かしらの動きがあるのかもしれないなぁと思うところです。

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写真-4:ホーム改良イメージ拡大

 ホーム柵は従来と同様のもので、壁面は既存と同じデザインで整備される模様です。

 ホーム上の人が両側ホーム側を向いているパースが、どうとでも解釈できるのはまぁありがちですかね。

 東新宿は昇降設備が狭かったり、比較的コンパクトな施設配置ではありますが、ホーム幅はそこそこあり、仮に緩急接続があるとしても、施設規模としては問題無さそうな感じではあります。

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写真-5:池袋・和光市方面ホーム状況

 ホーム上の工事進捗としては、下層となる池袋・和光市方面ホームのほうが進んでおり、ホーム全域において通過線側に仮フェンスが設置された状況になっています。

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写真-6:渋谷方面ホーム状況

 上層の渋谷方面はまだ仮のグリーンフェンスが設置されているような状況ですが、仮フェンス設置に向けた準備はされており、今後下層と同様の状況になっていくものと思います。

 また機会があったら確認しますね!!