2014年8月17日相鉄線天王町駅改良工事調査(2)
2014年8月17日に相鉄線天王町駅の改良工事状況を調査しましたので、報告します!!
その(2)として、駅改良に伴う昇降設備関係の対応状況です。
ホーム面の嵩上げに伴い、昇降設備のホーム階の床面と段差が生じる事になるため、各昇降設備位置ごとに対応をしています。
まず、終点方の階段ですが、階段を1段追加した上でさらにホーム階との段差があるため、柵でホーム側と仕切った上でスロープ処理をしています。
階段は従来の段差を確保するのが望ましく、中途半端な段差にするのを避けるためスロープで残りの段差を調整した感じでしょうね。
エレベーターについてもホーム側に仕切り柵を設置した上でスロープを設けて処理しています。
仕切り柵の設置は範囲がイコールスロープ範囲となっていますね。
起点方の階段については、階段を1段追加した上で下り勾配のスロープを設けています。
やはりスロープ範囲にはホーム端部側に仕切り柵を設置しています。
ホーム嵩上げ量が少ない起点方ではありますが、階段1段分のちょうど半分程度の嵩上げがこんな感じになった理由かと思うところです。
1段追加して下りスロープにしたことについては、スロープ距離が比較的長いため、階段方向に対して下り勾配にしたくないという安全上の配慮があるのかもしれませんね。
階段を1段追加している状況です。
既存階段の上部に仮設材による嵩上げ処理をしています。
手摺も1段分延長しているのが分かりますね!!
下りホームは上りホームと対の状況です。
ホーム側面で嵩上げ状況と各昇降設備の対応状況が確認できますね!!
報告は以上です。