2014年8月12日

JR仙石線2014.3.15改正ダイヤについて

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 先日JR仙石線を利用した際、車内停車駅案内図を見て、快速を示すラインが1本しか無い事に気づきました。

 あれ、快速は2種類なかったっけ?と思い調べてみたら、仙台~多賀城間を各駅に停車する快速は2014.3.15のダイヤ改正で各駅停車化されたようです。

 せっかくなので、ダイヤ変更状況について確認してみたいと思います!!

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図-1:2013年3月16日改正ダイヤ

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図-2:2014年3月15日改正ダイヤ

 上記2つのダイヤを比較して頂くと分かりますが、仙台~多賀城間の各駅に停車するタイプの快速が各駅停車になりました。

 上記快速は仙台~高城町間の運転だったため、各駅停車化に伴い仙台~高城町間系統が30分間隔になりました。

 これに伴い、東塩釜系統もスジを若干調整し、仙台口は15分サイクルになり分かりやすいパターンになりました。

 プラス区間運転も残っており、時間帯ごとに必要な近距離区間のケアーは引き続き実施といった印象を受けます。

 全線快速運転の列車はそのまま残っており、速達輸送の必要な時間帯はそのままにするも、仙台~多賀城間を各駅に停車する時間帯は速達輸送よりも近距離区間の利用本数確保のほうが重視されていたのか、通過駅が3駅しかないのであれば各駅停車にするというのも理にかなっているのかなとは感じます。

 今後、東北本線との直通運転が実施されると石巻方遠距離区間に対して別の速達ルートが確保されることもあって、そうなった場合の仙石線のベストの輸送体系はどうあるべきかが、ある程度事前に示された感じなのかなぁとは個人的な印象です。

 今後のダイヤ改正内容がどのようになるか、興味津々です!!