2014年9月10日

2014年9月8日京王線新宿駅2番線ホーム柵稼動状況確認

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 2014年9月8日に京王線新宿駅2番線のホーム柵稼動状況を確認しましたので報告します!!

 以下、コメントです。

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写真-1:2番線ホーム柵状況

 2番線のホーム柵は3番線の橙色、1番線の青色に引き続き、緑色となっています。

 ドア部ゲートはガラスが用いられる一般的な構造で、緑色と黄緑色のグラデーションになっているのも他番線と同様ですね。

 柵部分は上部に緑色のラインが引かれて他番線と区別がつくようになっています。

 京王線の新宿駅は元々4線あった構造をホーム延伸のため3線に置き換えた経緯から、柱の位置がホーム、線路に対して離隔がまちまちで、この事がホーム柵設置を難しくしている面がありました。

 特に2番線は線路自体が曲がっている事から分かるとおり、こうした設備制約が実は最も大きく導入が最後になったのもそうした理由があったのかなぁと個人的には考えているところです。

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写真-2:頭端部付近状況

 頭端部付近の状況です。

 他の番線と同様にホーム柵として必要な範囲以外の部分は一般的な柵を設置して既設部分と連続する形に仕上げています。

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写真-3:柱に接近している個所の処理

 3番線にも一か所ホーム柵と既設構造物との離隔が無いために横断できない(させない)場所がありましたが、2番線にも3号車付近に1箇所存在しています。

 柱がホーム端部すぎるため、ゲート脇に仕切りを設けて完全に通れない形にしています。

 3番線と異なり柱のみ支障するだけで迂回があまり必要が無いのは幸いなところでしたね。

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写真-4:柱に接近している個所の処理2

 その他にも柱が接近している個所が幾つかありますが、人が通行できる程度の離隔はあるため、並ばせ方に工夫をすることでクリアしていますね。

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写真-5:柱に接近している個所の処理3

 並ばせ方が特殊な場所はホーム柵付近に注意書き明示があり、位置を示すようにしています。

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写真-6:先頭付近状況

 先頭付近の状況です。

 1番線との並びがラップしないようにドア位置をずらす等綿密な計画で組まれた事が分かります。

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 これで新宿駅は3線ともホーム柵が稼働したことになるわけで感慨深いです。

 こういう施設的な難所に何とかして物をつくるというのがオイラの琴線を刺激しまくりです(笑)!!

 以上です。