2014年11月13日

新ダイヤの京急エアポート快特に乗ってみた!!

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 今日は平日休みだったので、午前中所用を済ませたあと、工事調査を少々。

 そういえばダイヤ改正後のエアポート快特に乗っていない事を思い出し、品川~羽田空港間を往復利用することにしました(上りは快特)。

 時間的に遅く、いわゆる日中時間帯の最速列車ではないので参考データにはなってしまいますが、走りっぷりを確認しましたので、報告したいと思います!!

 以下、コメントです。

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図-1:下りエアポート快特(品川15:23発) 走行データ

 下りエアポート快特の走りっぷりですが、品川~羽田空港国際線ターミナル間については幾つかの速度制限ポイントがあります。

 曲線等の制限は当然のものとして省くと、鮫洲、平和島の普通追い越しに際しての先行列車の遅延有無、京急蒲田で別番線ではあるものの先行普通の逃げ切り、空港線内において直前を走るエアポート急行の遅延有無です。

 これらが正規の形でクリアされると、エアポート快特としてはスムーズに走れる形になるかと思いますが、実際には追い越し駅手前では徐行ぎみになりますし、それでも維持できるダイヤにはなっているのかなとは感じたところです。

 最高速度は110km/hですが、この速度を出したのは立会川から梅屋敷あたりくらいのものでした。

 この列車は羽田空港国際線ターミナル着は他のエアポート快特と同じで、国内線ターミナル着が1分遅い設定になっており、それは国際線ターミナル駅の停車時間に余裕を持たせている形かと思いますが、そう考えると国際線ターミナル着が1分程度(秒の範囲かもしれませんが)遅れている形になっているようです。

 基本所定の走りではあると思いますが、空港線内がやけに徐行ぎみで天空橋から速度を上げなかったあたりは、直前のエアポート急行に遅れがあったのかもしれません。

 ここらがスムーズだと所定の走りになったという感じでしょうか。

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図-2:上り快特(羽田空港国内線ターミナル15:51発) 走行データ

 上り快特ですが、こちらも速度制限ポイントがあり、普通追い越しの平和島、鮫洲における普通の逃げ切り状況で手前の走りっぷりに影響が出ていますね。

 ダイヤ時刻の設定を見るとややタイトな部分もあり、ある程度の徐行は許容していそうですが、結果品川の到着が所定の16:06から1分の遅延となっています。

 下りの走りっぷりを逆に捉えると、平和島の追い越しあたりから幾分の遅れが出ている感じでしょうか。

 品川付近を流して走るのは所定な感じなので、ポイントは普通スジの維持になるのかなぁというのが上下通じての感想です。

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 エアポート快特も快特も京急蒲田駅付近の走りは線形上同様なので、京急蒲田の停車ロスがあまり無い感じではありますが、やはり無停車だから達成される時間そのもの、又ノンストップであるというイメージ上のアピールが必要な部分はあるのかなと感じます。

 エアポート快特であっても座席が概ね埋まる程度には利用があり、現行頻度(個人的には20分間隔までアリと思っています)で運転される限りはエアポート快特はあって良いと感じた次第です。