2014年11月29日阪急淡路駅付近工事調査(1)
2014年11月29日に阪急淡路駅付近の工事状況調査をしましたので、複数回に分けて報告します。
その(1)として駅付近から京都線京都方の状況です。
以下、コメントです!!
現地調査をする時はインスピレーションを大事にしたいので、事前に計画概要・施工方法は調べないようにしています。
んで、事後資料に一通り目を通してみましたが、なるほど淡路駅付近の高架化は箇所により直上方式、仮線方式、別線方式を採用するようで、場所により工事の景色が違う訳です。
淡路駅付近は現行の駅施設を移設するのが事実上困難なためか、別線方式による施工となっており、現行より東口側に駅部高架橋を構築する形なります。
よって、駅前後区間も別線方式になり施工用地が確保できている部分は高架橋の構築が早い段階から進められ、既に完成状態にある区間もあるということですね。
別線方式といっても、極力現行施設に近い位置に構築しているようで、大阪方面ホームから見ると、外側線の柵部分が工事用フェンスになっており、その脇で高架橋の構築が進められているのが確認出来ます。
駅を出て高架橋構築側の東口側に出てみます。
駅舎は現行のままですが、周囲は結構な動きが出ており再開発事業も進められているためでしょうか、至るところで工事が進められていますね。
大阪方区間は、先ほど駅ホームから確認出来たとおり、高架橋の柱構築まで進んでいる状況で、進捗はまちまちですが工事ヤードの整備が大方めどが着いた状況のようなので、今後着実に進みそうな感じです。
一方京都方に目を向けると、柵の奥の敷地は更地というか整地された状況です。
支障移転等が進みこの状況になっているものと思われ、今後施工計画に基づきしかるべき時期に高架橋構築が進められていくものと思います。
京都線の京都方区間はJR貨物線の交差部から京都方にかけて高架橋構築が先行して進められて完了している区間もあります。
用地が確保できた事もありましょうが、交差するJR線工事(おおさか東線としての整備)との絡みもあったりするのかなと思ったり。
このあたりは駅部取り付け部に相当するため別線方式の区間になるようで、京都方については既存線を高架橋構築反対側にシフトさせる切換を完了しているようなので、切換口までニュアンスとしては別線から仮線方式の高架橋整備といった感じでしょうか。
上記のように高架橋構築がほぼ完成状態にあるかと思えば隣接地はこのように更地だったりします。
やはり色々と調整事項や制約、スケジュール等があるのでしょうね。
今日ぱっと見だけでは読み取れない部分が大半ですが、工事そのものとして興味が沸く現場状況でありました。
明日に続きます!!