2014年12月16日京急線羽田空港駅利用状況調査
2014年12月16日に京急線羽田空港駅で利用状況調査(発着40分ずつ)をしましたので、報告します!!
以下、データとコメントです。
図-1:羽田空港駅国内線ターミナル到着時利用状況データ(14時台)
<到着時利用傾向について>
快特とエアポート急行の利用比率が概ね7:3となっており、品川方面からの利用が多いことが分かります。
エアポート急行は概ね利用が一定であるのに対して、快特は都営浅草線内がエアポート快特であるかどうかにより利用率が大きく変わっています。
先日の品川駅での調査結果から、都営線内の停車駅の差による集客差であると推測しますが、比較的空いている同士の比較ではあるものの倍半分の差になっているあたり、見逃せない傾向といった印象です。
エアポート快特の京急蒲田通過の影響は、前述の傾向から比べるとさして利用面での問題は無さそうです。
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図-2:羽田空港駅国内線ターミナル発車時利用状況データ(14時台)
<発車時利用傾向について>
快特とエアポート急行の利用比率が概ね75:25となっており、到着時と概ね似た比率で品川方面への利用が多いことが分かります。
到着時と異なるのは、空港の集客によって利用がばらつくという事でしょうか。
飛行機の本数が多いことからタイミング差でどーんと利用が変わるという事は無いようですが、改札口付近を見てみるとまとまって利用があるタイミング、まったく無いタイミングがありましたので、そういう部分が利用に出ているのでしょう。
編成中の混雑位置も階段に近い先頭部、6両目付近から座席が埋まり、座れるところで座る流れにより、快特は1~6両目の座席が概ね埋まる程度、エアポート急行は1~2両目、6両目の座席が概ね埋まる程度になります。
その他の車両は空席があるような状況で、特に7・8両目は階段からUターンする側のためか集客力が無いのは以前からの傾向ですね。
ホーム上の状況を観察した限り、都営線内の種別とか行き先で列車を見送るといった流れはほとんど無く、先発列車に乗る形のようです。
以上です!!