東武時刻表の10号と11号を見比べてみる!!
先日ゲットした東武時刻表10号と11号は自分にとって知らない時代のもので、大変興味深いところではありますが、時間も無いのでぱっと見の感想を記しておきます!!
以下、コメントです。
1992年の10号時代は、日中時は準急6本体制になっていました。
伊勢崎行の準急A、大田行、館林行、新栃木行2本、南栗橋行1本の準急Bという構成です。
日比谷線直通の普通は日比谷線が15分サイクルのため、15分毎にある東急直通系統は東武線に直通できず、北千住口では毎時6本ですが15、5、10分間隔でした。
そこで準急の10分サイクルに合わせるために浅草発の普通が30分間隔に毎時2本設定されていましたが、用途上最大でも南栗橋までの運転でした。
一方栃木エリアローカル輸送として朝時間帯に藤岡発の下り方面列車、夕時間帯に上り方面藤岡行列車があったため、停車駅案内図は普通の南栗橋~藤岡間のラインが引かれていない状況になっています。
厳密には早朝に1本下り南栗橋発東武宇都宮行があるので、引いてあっても間違いではないんですけどね!!
1993年の11号時代ですが、基本的なパターンは10号と同じようです・・・が、停車駅案内図を見ると前述普通のラインが繋がっていることに気づきます。
おっと、これはどういう事でしょう?
左が10号、右が11号です。
朝の下り藤岡行は維持されていましたが、夕方の上り藤岡行が南栗橋行に延長運転されており、10号の1本のみという状況ではなくなったため、路線図の更新をしたのかなと思います。
数年後の板倉東洋大前開業に伴う藤岡駅の機能移転を見据えた変更という事になるのでしょうか?
過去の時刻表は実に楽しいですね!!