2014年12月28日京成押上線京成曳舟駅付近工事調査(1)
2014年12月28日に京成押上線京成曳舟駅付近の工事状況を調査しましたので、2回に分けて報告します。
その(1)として下り線高架橋構築状況の確認です!!
押上~京成曳舟間の状況ですが、ごらんの通り下り線部分の高架橋も概ね完成している状況です。
先日高架橋の状況は確認していますので、そちらも参照願います!!
<2014年11月3日:八広~押上間高架橋構築状況前面展望>
https://okiraku-goraku.com/2014/11/post-1183.php
写真-1のあたりから交差道路上部を防護しつつ、仮設架台を桁下に組んで長大スパンの桁を構築していたり、ラーメン高架橋の範囲もあったりと、周辺条件等により構造の使い分けをしているのが確認できます。
比較的この付近は交差道路が多いこともあってか、桁式率が高い感じでしょうか。
駅部分のホーム部構築、上家構築も進められているのが確認出来ます。
仮上り線部分の上部に本設下り線を構築しているようなスペース状況なので、駅部については仮下り線側に張り出した形になっているのが分かりますね!!
下りホームの位置が完全に仮下り線の真上に位置しており、支持梁も架線脇スレスレという印象です。
高架橋の側部に鋼構造の接合部のような箇所もあり、切換時に仮支持して仮線撤去に本設の施工をするような部分もあるのかなぁと思うところです。
高架の駅ホームは仮駅ホームより押上方に位置している事から、仮ホーム押上方端部付近は本設ホームの終点方端部付近となります。
そのため、仮線側の張り出し具合も少なく感じますね。
仮下りホーム上から見た本設下りホーム構築状況です。
かなりギリギリな雰囲気ですが、前述の通り起点方とくらべれば施工条件は良い感じ!!
明治通りの交差部付近については、交通量の多い道路上の桁構築という事で、仮設のベントを下部に構築して、その上で桁の施工を進めた模様です。
桁は正規の位置になっているため、今後仮ベントの撤去が実施されるものと思いますが、撤去も大変そうで、切換後に仮下り線スペースを活用する感じでしょうか?
その(2)に続きます!!