写真－１：乗り場全景

　乗り場は地上より１段高い位置にホームがあり、階段を数段あがる形となります。

　入口階段と出口階段が対に配置されるオーソドックスなレイアウトと言えましょう。

　コースター車両はトップ写真の通り４人乗り４両編成で、今となっては少々古いタイプと言う感じかな。

　２人まとめてのシートベルトを締め、前方から腰まで下ろすハーネス形式で、足元はやや狭い感じは「らしい」感じでむしろグーです♪

写真－２：乗り場を出ると緩やかな勾配で左旋回

　乗り場を出発すると、ゆっくりと下り勾配を進みながら旋回していく形となります。

　周辺の地形が微妙に勾配になっているので、地面からの高さは上がっていく感じが何とも絶妙でテンションが上がります!!

写真－３：リフトアップ巻き上げ状況

　リフトアップ巻上げ状況です。

　決して高さは無いものの、チェーンに引っ張られる感じのリフトアップ感が緊張感を高めます。

　速さは一般的な感じかな?

写真－４：下り勾配で加速していく

　リフトアップ後は乗り場出発後と同様に左旋回で進みますが、こちらも一定勾配の下り線形で、少しずつ加速しながらファーストドロップを横目に見る感じはいいレイアウト配置ですね!!

写真－５：ファーストドロップ

　いい感じに加速したところで一気にドロップ、ファーストドロップとなります。

　勾配はそれほどでもありませんが、旋回からのドロップの迫力もあいまって、中々の迫力です。

　そして、このコースターの最大の特徴とも言える「ドロップの途中からレールが捻られる」部分に突入です。

　今まで乗ったコースターでは、生駒山上遊園地のジェットローラーのような感じですが、直線的にドロップしているのに、途中でレールが先に配置されている旋回方向を踏まえて、バンク角度をつけるために曲げているのです。

　ファーストドロップからの旋回は左旋回なのですが、ゆえに左のレールが途中から下に下がり、その結果車両も左側に傾くわけです。

　これは中々無い乗り味で、めちゃテンションが高まりました。

　乗り心地があまり悪くないのも評価ポイントと言えましょう!!

写真－６：ドロップから左旋回へ

　前述の通り車両が強引に左側に傾いたところで上り勾配ぎみの左旋回となります。

　回転線形はスムーズで、直前のギミックからの線形変化はたいしたものだなぁと感じた次第です。

写真－７：旋回からセカンドドロップへ

　１８０度をちょっと超える旋回で、コース内を斜めに進む形でセカンドドロップとなります。

　ここから右旋回となりますが、ここは幾分一般的な旋回テイストといったところ。

写真－８：右旋回で進む

　ややドロップぎみに右旋回で進んでいきます。

　この線形もスムーズで乗り心地はグーでした!!

写真－９：サードドロップ状況

　そしてサードドロップです。

　こちらも直線的なドロップという事でファーストドロップと同様の線形（逆向き）です。

　前方の車両が左側に傾いているのが分かり、手前のレールがありえない変形をしているのがこのアングルから分かりますでしょうか。

　ドロップ角度はあまり無いのですが、やはりこの乗り味の刺激がたまらない感じです!!

写真－１０：上り勾配ぎみの旋回を進む

　サードドロップの勢いそのまま上り勾配ぎみの右旋回を進んでいきます。

写真－１１：ラストは旋回してフィニッシュ!!

　その後は乗り場に戻るために旋回していきますが、ここは最後のおまけといった感じです。

写真－１２：コース全景

　コースはあまり広くないスペースであり、ドロップ後に上り勾配を一般的な上り勾配でこなす距離が確保できないため、必ずドロップには旋回で反対方向に返すというのが基本設計です。

　そのため、ドロップから水平旋回に至る線形をいかにスムーズにするかという答えがドロップ時点でれレールを捻るという事かと思いますが、これがいい意味でこのコースターの魅力となっていると言えましょう。

　コースは決して長くないものの、妙な満足感が得られるのがグーです!!

　怖さはさほどでもなく「楽しめる」コースターとして、この遊園地には合っている存在と言えましょう。

　ジェットコースターディスカバリーとはいい意味でベクトルが反対なので、２つセットでリナワールドのコースターを今後も担ってもらえればという感じです。

　久々に地方で良いコースターにめぐり合えました♪♪

－－－－－

◆落下的スリル：★★★☆☆(適度)
◆コース的スリル：★★★☆☆(適度)
◆爽快感：★★★★☆(良好)
◆総合満足度：★★★☆☆(満足)

　評価するとこんな感じですが、星に表現しがたい魅力があります!!