2015年4月11日

2015年4月10日JR南武線稲城長沼駅利用状況調査

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 2015年4月10日にJR南武線の稲城長沼駅にて利用状況調査をしましたので報告します!!

 3月14日のダイヤ改正で快速の運転区間延長、ダイヤパターンの変更がありましたので、利用面がどのようになっているかを確認することが目的です。

 以下、データとコメントです。

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図:南武線稲城長沼駅上下列車利用状況データ

 <全体の利用状況について>

 グラフはMAX960pで作成しているので、着席可能ラインはグラフの真ん中になります。

 よって利用状況としては座席3割程度の埋まりから8割程度の埋まりの範囲といったところです。

 上下ともダイヤパターン上の利用率差がありますが、先日の川崎の状況が分かっているからこそ、利用の少ない区間の状況と捉えれば、この程度はいい感じなのかなと思うところです。

 編成中の利用バランスは6両編成という事もあり概ね均等ですが、上り方面については幾分立川寄りの車両の利用率が高くなっています。

 これは立川の駅構造(階段位置等)によるものと思われ、立川に近い稲城長沼ということもあり、上り方面は立川の影響が色濃く出ているようです。

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 <下り方面の利用状況について>

 下りは快速が各駅停車を武蔵溝ノ口で追い越すパターンになっているため、快速の待避を受ける各駅停車は待避に加えて直前に快速があることで利用率が低く、その後の各駅停車も武蔵溝ノ口から5分前に快速待避した各駅停車が設定され前列車間隔が短い事から空いてしまっています。

 結局30分あたりで見ると快速と快速の影響を受けない各駅停車の利用率が高く、利用面では2分している形になっています。

 利用率が高くても着席可能範囲に収まっていることから、まぁ妥当なところかなと思います。

 ダイヤパターンだけ見ると快速待避の各駅停車が武蔵溝ノ口~立川間でずっと前各駅停車間隔が15分となり、集客面でどうかなぁと思いましたが、思いのほか空いていたので快速があればこそという事で良い感じと見るべきなのかもしれません。

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 <上り方面の利用状況について>

 上りは快速および快速の待避を受けない各駅停車2本が似たような利用状況にあり、稲城長沼で快速待避を受ける各駅停車のみ利用がぐっと少なくなっています。

 稲城長沼までは先着なので、待避列車ももう少し利用が多くても良さそうな感じですが、立川において同一ホーム上の対面に快速が停車していて、稲城長沼以遠は快速先着という状況なので、最初から快速をという人が多くても不思議ではないかもしれません。

 また各駅停車は立川口で等間隔ではなく快速前後の間隔を広げている設定のため、待避する各駅停車は立川~分倍河原間の快速通過駅における集客能力も低い形となっており、まぁ仕方ない状況かとは思います。

 快速の利用率がそこそこあることもあって、通過列車の意味合いが見出されている感じでなかなか良い感じじゃないのかなとは思います。

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 以上です!!