2015年5月 9日

2015年4月13日JR学研都市線鴫野駅工事調査(1) ホーム施設編

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 2015年4月13日にJR学研都市線鴫野駅の工事・施設状況を調査しましたので、複数回に分けて報告します。

 その(1)として、ホーム施設編です!!

 以下、コメントです。

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写真-1:京橋方端部からホーム全体を眺める

 従来の線路をホームを挟んで完全に2線分シフトさせる形で新ホームが設置されました。

 元々の線はおおさか東線に転用される形ですが、そのまま転用ではなく手が入るものと思われ、今後学研都市線下りの切換・移設に合わせて整備されていくものと思います。

 新ホームですが、ホーム部分は舗装で、内方線付き警告ブロックを挟んでホーム端部はタイルの仕上げです。

 曲線ホームなので注意喚起のためか赤いラインが最端部に塗られているのが特徴的ですね。

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写真-2:待合室状況

 それでは京橋方からホーム上の施設を確認していきましょう。

 まずは待合室です。

 規模的には標準的な感じです。

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写真-3:階段状況

 続いて階段となります。

 ホーム幅を確保したい部分があるのか階段幅はあまり広くありません。

 エスカレーター1基分ちょっとといったところでしょうか。

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写真-4:エスカレーター状況

 エスカレーターもホーム幅を確保するためか、横に並べず縦列配置となっています。

 京橋方が上り、放出方が下りの運用になっています。

 高欄は半透明のパネルとなっており、スレンダーに構造になっているのはやはりホーム幅を確保するためといった印象を受けます。

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写真-5:エレベーター状況

 エレベーターも幅を取らないスレンダーなタイプが採用されていますね。

 ドアが開くためのスペースを少なくするために4枚になっている事から、他の昇降施設同様にホーム幅を確保する狙いが読み取れます。

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写真-6:放出方端部からホーム全体を眺める

 従来のホームと比べると、約1両分ちょっと放出方にシフトした形となります。

 隣に構築される学研都市線下りの将来位置を見ると、側部に高欄が確認できるのと、放出方でオーバーラップするため上り勾配区間になることを考えると、階段位置等は変更になるかもしれませんが、ホーム位置は概ね変わらないのかな?と思えるところです。

 放出方端部は多少京橋方よりもホーム幅が狭い感じですが、昇降設備配置を考えると大丈夫な感じでしょうか。

 上りエスカレーターと階段が京橋方に配置されているのも意図的でしょうしね。

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写真-7:LED案内板状況

 LED案内板は列車種別、発車時刻、行き先というシンプルな表示です。

 普通のみ停車という形は変わらないのかなぁと思える施設規模ですね。

 その(2)に続きます!!