2015年5月10日相鉄線天王町駅工事状況調査
2015年5月10日に相鉄線天王町駅の工事状況調査をしましたので、報告します。
以下、コメントです。
星川方の高架化に際して線形変更が必要な範囲の軌道は工事桁による支持構造に変化しています。
ホーム中央付近から全体的に線路こう上が実施され、ホームも合わせてこう上しています。
ホーム上家が架線を支持する構造でしたが、軌道をこう上するのに合わせて架線も上げる必要があり、上家上部の鉄骨を上部にずらして支持しなおしています。
中央部のホーム嵩上げは仮の木材パネルを何層にも重ねて嵩上げしていますが、軌道が工事桁区間になっている部分とに関しては、鋼材のパネルに置き換えられています。
この違いですが、従来の高架橋構造の嵩上げで済む範囲と、完全に構築しなおす範囲の差なのかなと思います。
星川方は高架橋へのアプローチを構築する必要があり、あわせてホーム施設も構築する必要がありますよね。
ホーム中央部から緩やかな曲線でアプローチぎみに高架橋に擦り付ける形で高架橋を構築する形になり、現在の下りホームは新設構造物を構築する場所に位置していて、ホーム機能を維持しつつ、既存高架橋を撤去し、新設高架橋を構築する形となります。
ホーム端部側に柵が設置されていますが、撤去工事をするためにホームと工事箇所を切り離す目的があるものと思います。
地味に大変そうです・・・
高架橋は踏切脇まで構築が完了しています。
最も手前部分は既に下り勾配になっており、踏切交差部を必要ギリギリな空頭を確保しつつ降りていく線形(そういう計画に変更されました)で、今後駅部の工事進捗に合わせて、このあたりにも手をつけることになりそうです。
ヤード確保の観点で駅部先行が必要なため、こういう状況なのかなと感じるところですが、どうなのでしょうか?
また機会があったら確認したいと思います!!