2015年5月29日JR武蔵野線新八柱駅施設調査(2)
2015年5月29日に駅改良を実施しているJR武蔵野線新八柱駅の施設調査を行いましたので、複数回に分けて報告します。
その(2)としてコンコース階施設の状況です。
駅入り口付近ですが、階段脇に仮囲いがあったり、みどりの窓口が仮設になっていたりと、バリアフリー施設整備だけでなく駅施設の改良も並行して進められている事が分かります。
後に分かった事ですが、エレベーター用の通路を構築したあたりが以前駅施設があった所なので、スペース捻出でレイアウト変更が必要だったのかなぁと感じるところです。
いずれにしても地上コンコース階も工事が進められているという事で、入り口付近に階段が数段あり段差解消になっていないのも、現時点では仕方がない感じかと狭隘な状況を見て察しました。
以前は自動改札機に並行した位置に有人窓口があり、少し離れた場所にみどりの窓口がありました。
多少施設が前面に出てみどりの窓口と有人窓口を狭いスペースで共用している感じになっています。
有人窓口を利用する人はクランクする通路を使う形がスペース的な厳しさを感じるところですね。
以前改札内にキオスクがあったかと思いますが、その部分に多機能トイレが新設され、左右に男女のトイレが配置されました。
以前のように階段を数段上がるレイアウトは、下に地下通路がある関係で維持された模様です。
コンコース内のレイアウトは階段が正面にあり、基本的に変わっていません。
階段の奥にエレベーターへの連絡通路が新設されましたが、階段の高欄は既存のままのようなので、特に階段幅をいじめた形では無いようです。
エレベーターへの連絡通路はスロープになっており、緩やかな勾配を進む形になっています。
こちらもトイレと同様に地下通路が下部にあるためのやむを得ない勾配という事なのでしょうね。
2つのホームのエレベーターは、先日コメントしたとおり2フロアのドア位置が90度方向にあるタイプで、コンコース階においては2つのエレベータードアが向き合う方向に配置されています。
前述のスロープを進んだ正面右に西船橋方面のエレベーター入り口があり、正面左を多少進む(写真手前側)と府中本町方面のエレベーターの入り口がある形です。
通路中間に施設のドアみたいなものがありますが、雰囲気から機械室みたいな箇所のようです。
ここを横断する形を維持する必要があったのでしょうね。
外をぐるっと回ってみました。
駅舎裏部分を見ると、エレベーターが構築されている範囲の上部に駅施設の建物が構築されている事が確認できました。
昇降階段が業務用な雰囲気なので、駅施設の機能を増設した部分にシフトさせつつ、前述の駅施設の改良を行っているのかと考える所です。
以上です!!