2015年5月29日/6月7日東武アーバンパークライン岩槻駅工事調査(1)
2015年5月29日および6月7日に東武アーバンパークライン岩槻駅の工事状況調査をしましたので複数回に分けて報告です。
その(1)として新設施設の状況です。
以下、コメントです。
5月29日に上り1番線の大宮方ホーム延伸に伴う停止位置変更、5月30日に新設人工地盤上を経由する階段の使用開始の旨が案内掲示で示されています。
日程を1日ずらしたのは施設変更が個々に出来ることから変更リスクを分散した感じなのかと思います。
案内対応上も一気に変更では大変ですしね。
1番線上りホームは2・3番線の下りホームと比べて春日部方に寄った位置にありましたが、今回の駅改良で停止位置の変更が行われることになり、今回大宮方へのホーム延伸工事が完了した事に伴い約2両分停止位置が変更されています。
スペース上あまり広くは無いものの、必要幅は確保されている感じですね。
大宮駅の構造上前方車両が混む傾向があるアーバンパークラインですが、その一つの理由でもある岩槻駅の改札口位置から先頭車両までの距離が離れた事は多少なりとも分散乗車に寄与する形となるでしょうか?
使用開始した2・3番線ホームの階段状況です。
位置は既存のこ線橋より大宮寄りとなりますが、便利な車両が春日部方先頭車両という事には変わりないようで、大宮方のもう一つの階段、エスカレーターが使用開始されるまでは特段車両の利用状況は変わらなさそうです。
階段幅は概ねエスカレーター2基分相当で、標準的な規模と言えましょう。
新設人工地盤上の通路は、先だってエレベーター専用の通路として使用開始していましたが、今回階段の使用開始と合わせて通路拡幅がなされています。
階段位置が1番線と2・3番線で逆向き配置なので、通路部分はS字クランクになっていますが、現時点では仕方ないところでしょうか。
工事中ということもあり壁面が仮設パネルの範囲が大半です。
1番線側の通路等状況です。
エレベーターより大宮方に階段が新設されています。
床面タイルは本設使用で整備され、誘導タイル等も暫定部分は暫定仕上げですが、本設整備できる部分は本設仕様で整備されていますね。
1番線ホームの階段状況です。
規模は2・3番線側と同程度ですね。
2番線の表記が大宮・柏方面となっており、両方向対応表記になっている事に気づきました。
従来はどうだったかなぁ・・・記録が無い・・・
新設の階段位置が既存の乗換えこ線橋階段と比べて改札口から離れた事により、下り2・3番線利用客が1番線ホーム上を移動する事になります。
そのため、1番線ホーム端部と反対側に移動用通路スペースを拡幅整備しています。
改札口から直線的に移動して階段まで進めるため、多少距離は伸びるものの、その状況下ではベストを尽くした感じになっていますね。
その(2)に続きます!!