2015年11月30日近鉄名古屋線伏屋駅高架化工事調査(1)
2015年11月30日に近鉄名古屋線伏屋駅の高架化工事状況を調査しましたので、複数回に分けて報告します。
その(1)として、駅全体の状況と仮設備についてコメントします。
単独立体高架事業で駅付近の高架化が進められています。
全体の流れとしては既設施設の仮施設化、下り線の高架化、上り線の高架化という順になっており、現在は下り線の高架化が完成した状況です。
仮下り線は既に撤去が開始されており、今後上り線の高架橋構築とシフトしていく流れですね。
下り線高架化に伴い、仮下り線の軌道撤去が一部始まっています。
下り線のみの高架橋構築のため、柱の一部は仮で構築されている範囲もありますね。
駅ホーム部分の高架橋はスペースが確保されていた事もあってか、上り線側に幾分多めに構築しています。
このあたりは上り線施設構築時の仮通路を確保する関係もありそうです。
改札口から上りホームへはスロープを利用する形になっています。
階段ではなくスロープなのが特徴的ですが、バリアフリーの観点で見るとなるほどなぁと思う所です。
改札口の高さが構内踏切のレール高さに合わせているため、外からのアクセスも多少のスロープ、上りホームへもスロープという形になっています。
改札口から直進で構内踏切という形には安全上の配慮からかなっていません。
その形の中で最短経路で移動できる形という印象を受けるレイアウトです。
終点方の状況です。
終点方は上り線を含めて高架橋構築が出来ている範囲もある事が分かります。
その(2)に続きます!!