2016年3月6日JR仙石線多賀城駅施設調査(1)
2016年3月6日にJR仙石線多賀城駅の施設調査をしましたので、2回に分けて報告します。
その(1)としてホーム階の状況です。
上りホームが2線となる形の2面3線形状になっています。
上り外側1番線が仙台方面、下り3番線が石巻方面、上り内側線の2番線が多賀城折返し線という使い方のようですね。
ホーム設備配置としては昇降設備が概ねホーム中央部にある形で、誘導・警告タイルは内方線がついています。
上記のような使用方なので、外側線が本線となる線形が組まれています。
幾分カーブがかかっているため自然な感じにはなっていますね。
昇降設備の状況です。
まずは起点方に配置されている階段です。
それほど幅はありませんが、駅規模的には妥当なところかと思います。
続いてホーム中央部に配置されているエレベーターです。
比較的コンパクトな形状のものが配置されています。
外壁側が連続的なガラス配置のため明るい印象ですが、意匠であろうドア周囲の赤色塗装が映える感じですね。
ちなみに構造上ホーム端部側に若干のスペースが生じていますが立ち入り禁止措置がなされています。
終点方のエスカレーターです。
1人用幅タイプが1基設置され、下りの運用がされています。
上りホーム側は上り運用のため、仙台方面利用を踏まえた設定になっている事が分かります。
実際そういう利用形態が主でしょうからね。
終点方も配線的には起点方と同様ですが、緩やかなカーブが続く線形のため、分岐が幾分離れた位置に配置されています。
その(2)に続きます。