2016年4月29日名鉄知立駅工事調査(1)
2016年4月29日に名鉄知立駅の工事状況調査をしましたので、複数回に分けて報告します。
その(1)としてホーム階状況です。
名古屋本線名鉄岐阜方面と三河線の碧南方面が使用する4・5番線が仮ホームに移設されました。
ホーム有効長は名古屋本線系統にあわせた規模になっており、これは従来どおりです。
上家も端部まで設置され、長く使用する施設であることを感じさせる仕様です。
エレベーターはホーム中間位置の乗換こ線橋付近に設置されています。
踊り場スペースが設けられていますね。
階段は全部で3箇所設置されています。
ホーム幅員上規模は大きくありませんが、3箇所で分散されるので規模的には妥当なところでしょうか。
豊橋方には名古屋本線の特別車が停車する位置であるため、ミューチケットの券売機が設置されています。
今回のホーム移設切換に際して、豊橋方では(旧)三河線と切換後の(新)名古屋本線が交差する形になっていました。
交差する部分的な所が当夜作業で切り換えられただろう事がバラストの色合い的に分かりますね。
分岐が絡んでいないので作業的にはシンプルな部類なのでしょう。
従来線の位置から大きく変わった名古屋本線の下り線ですが、続いて上り線も隣接した位置に移設されることとなります。
それまでの暫定的な状況ですが、踏切の遮断機位置は単線運用を想定した位置に設置されており、少しでも遮断条件を良くしたりスペースを確保したかったのだと捉えます。
名古屋本線の上下線が離れてしまう形になりましたが、前述の通り踏切は独立した分離運用となり、上下線間にも多少なりとも停車スペースが確保されました。
誘導員の配置状況から人の対応が避けられない状況であると伺えますが、当面はこの形で乗り切る事になろうかと思います。
その(2)に続きます!!