2016年5月21日

2016年5月6日相鉄線天王町駅工事調査(2)

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 2016年5月6日に相鉄線天王町駅の改良工事状況を調査しましたので、複数回に分けて報告します。

 その(2)としてコンコース階と昇降設備関係の状況です!!

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写真-1:エレベーター位置変更案内掲示

 下りのエレベーターが移設される形となりました。

 元々のエレベーターが狭隘な部分に設置されていた事もあり、駅改良と合わせて適切な位置に移設されたという感じでしょうか。

 この適切な位置というのが工事的な都合という部分もあり、星川方の高架化・アプローチ新設に向けてホーム勾配も変更しているので、そのホーム高さに合わせた位置を工事期間中の対応も含めて検討した結果、この位置になった印象も受けます。

 そのあたりは後述します。

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写真-2:コンコース階新設通路状況1

 写真-1の地図にある新設エレベーターへのアクセス通路状況を確認してみましょう。

 既設コンコースとの接続部はこのような感じで、周辺は駅改良中で通路左右はフェンスで囲われています。

 通路幅員はそれなりに確保していますが、床面の仕上げも無く、あくまで暫定状況ですね。

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写真-3:コンコース階新設通路状況2

 L型通路の角の部分からエレベーター側を見たアングルです。

 コンコースから直接エレベーターが見えないので、案内には配慮するところですね。

 通路幅は同等程度といったところでしょうか。

 エレベーターのドア位置はコンコースに対して内側向きになっています。

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写真-4:ホーム階エレベーター乗り場付近状況

 ホーム階はエレベーターのドアが星川方を向いており、コンコース階とは90度ずれるタイプです。

 これはレイアウト上の対応かなぁと思うところ。

 ホーム階も周囲が工事範囲という事で仮フェンスに囲われた状況です。

 この通路が比較的ホームまで距離があるのは、このエレベーター乗り場がホーム最終形の勾配に合わせて高さを調整しているからかと捉えます。

 現行の仮設ホームは切換が完了するので既設線形に沿った高さであり、この仮設ホームに擦り付けるためにある程度の距離が必要なのかなと思います。

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写真-5:下りホーム状況

 新設エレベーターからの通路は写真真ん中の右側部分仮フェンス部分になります。

 こちらもL型の通路で既設ホームからエレベーターが直接見えない状況ですが、前述の理由で仕方ないかなと思います。

 ホーム自体は線形変更でホーム高さを上げたり、様々対応しているのでまさに工事期間中な雰囲気。

 とっても萌えます(笑)

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写真-6:既設エレベーター状況

 既設エレベーターについては使用停止しましたので、周囲を仮フェンスで覆っています。

 誘導タイル関係も目隠しがなされています。

 今後撤去の動きが出てくるのでしょうか?

 また機会があったら確認します!!