2016年5月6日相鉄線天王町駅工事調査(2)
2016年5月6日に相鉄線天王町駅の改良工事状況を調査しましたので、複数回に分けて報告します。
その(2)としてコンコース階と昇降設備関係の状況です!!
下りのエレベーターが移設される形となりました。
元々のエレベーターが狭隘な部分に設置されていた事もあり、駅改良と合わせて適切な位置に移設されたという感じでしょうか。
この適切な位置というのが工事的な都合という部分もあり、星川方の高架化・アプローチ新設に向けてホーム勾配も変更しているので、そのホーム高さに合わせた位置を工事期間中の対応も含めて検討した結果、この位置になった印象も受けます。
そのあたりは後述します。
写真-1の地図にある新設エレベーターへのアクセス通路状況を確認してみましょう。
既設コンコースとの接続部はこのような感じで、周辺は駅改良中で通路左右はフェンスで囲われています。
通路幅員はそれなりに確保していますが、床面の仕上げも無く、あくまで暫定状況ですね。
L型通路の角の部分からエレベーター側を見たアングルです。
コンコースから直接エレベーターが見えないので、案内には配慮するところですね。
通路幅は同等程度といったところでしょうか。
エレベーターのドア位置はコンコースに対して内側向きになっています。
ホーム階はエレベーターのドアが星川方を向いており、コンコース階とは90度ずれるタイプです。
これはレイアウト上の対応かなぁと思うところ。
ホーム階も周囲が工事範囲という事で仮フェンスに囲われた状況です。
この通路が比較的ホームまで距離があるのは、このエレベーター乗り場がホーム最終形の勾配に合わせて高さを調整しているからかと捉えます。
現行の仮設ホームは切換が完了するので既設線形に沿った高さであり、この仮設ホームに擦り付けるためにある程度の距離が必要なのかなと思います。
新設エレベーターからの通路は写真真ん中の右側部分仮フェンス部分になります。
こちらもL型の通路で既設ホームからエレベーターが直接見えない状況ですが、前述の理由で仕方ないかなと思います。
ホーム自体は線形変更でホーム高さを上げたり、様々対応しているのでまさに工事期間中な雰囲気。
とっても萌えます(笑)
既設エレベーターについては使用停止しましたので、周囲を仮フェンスで覆っています。
誘導タイル関係も目隠しがなされています。
今後撤去の動きが出てくるのでしょうか?
また機会があったら確認します!!