北海道調査旅3日目
北海道調査旅3日目です。
本日は市電の延伸区間の施設調査と、北海道内の未乗区間である札沼線と石勝線(夕張線)に乗る行程でした。
以下、一日の流れです!!
新十津川行の列車に乗るためには7時前に札幌に着く必要がありました。
ビビリのため予想以上に早い時間に宿を出発したので、多少の余裕時間で市電の延伸区間の施設調査をすることにしました。
一応昨日のうちに確認はしましたが、明るい時間帯も見ておきたいですよね!!
延伸区間は大通りの複数車線があるうち最も歩道に近い外側部分を走行する形になっています。
よって2つの線路が大きく離れる形になっており、交差点の曲線区間も実にダイナミック♪♪
新しい電停の狸小路ですが、歩道の一角に設けられた形です。
階段約1段分の高さがあるホームですが、片側にスロープがあるので、バリアフリー対応がされています。
乗車側には透明パネルが設けられて接触防止対応がなされているなど、近代的なつくりですね!!
ただ写真でも分かるとおり歩道側からのアクセスを良くするため、至るところからアクセスできる結果、1段の段差が仕上げ(ホームと舗装色が同じ)の関係で分かりづらく、注意喚起がなされています。
段差部分に注意色が施されているものの、なかなか難しいところですねぇ・・・
さて、札幌から札沼線(学園都市線)石狩当別行に乗り、石狩当別で新十津川行に乗り換えました。
1両の単行列車はそこそこの利用が多く、なかなかのもんじゃないかと思ったら、次の北海道医療大学で結構な下車があったりして、イメージに近い状況になりました。
雰囲気から自分と同じような目的を持つ同士が一定数居る感じで、地域路線としての利用をみるならば、やはり厳しいところがありますね。
途中、石狩月形での行き違いに伴う長時間停車がありましたが、同じ目的のメンバーは車外で撮影をしたり周辺を確認したりといった感じでノンビリした雰囲気がありました。
その雰囲気は終点新十津川も同様でありまして、駅に着くと地元有志の方がお出迎え的なイベントをしていました。
12分間という折り返し間合いを楽しむには十分な場所という感じで、実に優しい場所がそこにはありました。
今後廃止という流れはやむを得ないところでしょうが、廃止前に体験することが出来て良かったかなぁと・・・
新十津川駅から単純に折り返しても良かったのですが、せっかくの北海道で色々見たいのでバスを利用して滝川駅に出ることにしました。
調べたところ、十津川駅役場というバス停からちょうど良いタイミングでバスがあることを確認。
決して本数が多いわけではないのでドキドキしながらバスを待ちましたが、無事に来ました!!
札沼線の同士も同じ行動がいくらかありましたので、デフォルトな感じなのかもしれませんね♪
滝川バスターミナルまで15分程度でしょうか。
ある意味、その程度の距離しか離れていない並行路線が札沼線だとも言える訳ですよねぇ。
滝川から札幌方に関しては一般列車だけ見れば1時間おきで走る区間ですが、この本数も利用だけ見ると多いように思えるくらいで、なんていうか自分が知っている首都圏の路線と比べると絶対的なパイが少ないことを感じます。
色々と言われている状況に対してどうこう言及するほど認識はありませんので言い切りはしませんが、厳しい状況に整理的な方向性は致し方ないのだろうなぁとは実感したところです。
普通列車に乗り、岩見沢乗換で札幌を目指しました。
次なる目的地の夕張も列車が限られているため、それまでの時間をバッファとして札幌付近で色々と施設を見る事としました。
なりゆきになってしまいましたが、結果ほしみ駅とか手稲駅とか、個人的に寄ってみたかった駅施設が確認できて満足満足!!
雪国仕様というか、首都圏とは異なる施設設計が実例として学べた感じです。
新夕張~夕張間は日中3~4時間間隔ですので、もはや新十津川に行くのと何ら変わらない感じですね。
千歳発列車を南千歳で待ち伏せし、約2時間の旅でありました!!
南千歳の段階で利用はチラホラという感じで、やはり同じ目的な利用も居るだろう事から、実質的な利用は数人も・・・という車内でありました。
夕張駅の8分折り返し間合いでは何もすることが出来ず、駅舎周辺の撮影をするに留まりました。
少し散歩できればよかったのですが、本当に時間が有りませんでした・・・残念。
再び新夕張に戻り、日没までは多少時間があったので、乗れる区間は体験したいなぁという事で、石勝線トマムを目指すことにしました。
トマム駅に到着し、折り返し列車まで30分少々あったので周囲を散策しようかと思ったのですが・・・
周囲に何も無く、ただただ駅舎で列車を待つだけになってしまいました(苦笑)。
まぁ明日もあるし、良いか♪♪
明日が最終日です!!