2016年6月11日札幌市電延伸区間施設調査(1)
2016年6月11日に札幌市電延伸区間の施設調査をしましたので、3回に分けて報告します。
その(1)として西4丁目電停の施設状況です。
元々の西四丁目電停は頭単式2面1線構造で、乗降分離の形となっていました。
ループ線化にあたって線形が大きく変わることになったため、駅施設そのものも完全に造り変える形になりました。
スペースが限られているものの立派な構造の駅が出来ましたね!!
配線上道路上にホームを設ける形になった狸小路方面ホームですが、交差点手前部分に設けてスロープによりアクセスする形となりました。
横断歩道から直接スロープを使ってアクセスする形になります。
左右の柵もがっちり作られており、なかなかの安心仕様です!!
乗車ホームの状況です。
乗車位置に対して椅子が流動を阻害しない側に配置されているのは狭隘だからですね。
限られたスペースで構築しているので、決して余裕あるレイアウトではありませんが、その事もあって乗降分離がなされているのか思います。
降車ホームについては明後日報告させて頂きます!!
延伸区間ですが、札幌駅前通の歩道部に面する形で軌道が新設されています。
そのため2方面の軌道がかなり離れて走る形になっているのが特徴的で、既存区間から新設区間に至る交差点部分ではかなりの大回りで曲線を進んでいく様はなかなか新鮮でありました!!
こちらはループ線延伸にあたり、ホームを設けるスペースが無い事から、延伸区間側に移設された西8丁目方面のホームです。
歩道部分のスペースを活用しており、歩道よりちょっとだけ高い位置がホーム面になっています。
乗降とも同一箇所になっていますが、歩道部分の活用のため必要な幅は確保されており、狸小路方面ホームにくらべて幾分余裕があります。
また駅舎の上家にも余裕があり、乗降不要の部分には軌道側への落下防止パネルが設けられているなど安全面の配慮があります。
その(2)に続きます!!