2016年8月16日東武草加駅工事調査
2016年8月16日に東武草加駅構内の引上線設置工事状況を調査しましたので、報告します。
近日より使用開始とのことで最終状態を確認した次第です。
以下、コメントです!!
緩行線の上下線間に引上線が設けられ、綺麗なW形の配線が組まれました。
主たる利用は下り線から引上線に入り、上り線に進む形かと思いますが、上り線側にも入換信号があるので、逆の使用も可能なようです。
引上線は有効長が20m車8両分になっています(目測です)。
浅草~竹ノ塚間運行列車いわゆる地上運用系統の竹ノ塚折返し代替機能として整備という目的でしょうが、緩行線列車の用途として有効長は長めになっているようです。
頭端部付近で線形が曲がっている等、スペースを苦心して捻出した感じが出ていますね。
引上線スペース捻出のため、緩行線の停止位置が起点方にシフトしましたが、使用停止された範囲は急行線側にホーム幅が縮小され、柵が設置されました。
緩急列車の停止位置が幾分ずれましたが、両数の差が終点方に発生した感じであり、以前より悪くなったかと言うとそれほどでも無いようです。
写真は下りホーム側ですが、上りホーム側も同様です。
緩行線側ホームを削るにあたりホーム基礎の改修がなされていましたが、支持構造を変えるなどの対応により、上手く仕上がりました。
竹ノ塚駅高架化の対応とは言え、なかなか大規模な構内改修でしたね。
個人的には興味を持って工事推移が確認出来たので、実に楽しめました。
狭隘な設計は醍醐味がありますよね!!
草加駅については次回、引上線の使用状況確認がラストになりそうです。