2016年9月7日南海羽衣駅工事調査(2)
2016年9月7日に南海羽衣駅の高架化工事状況を調査しましたので、複数回に分けて報告します。
その(2)としてコンコース階改札内部分の状況です。
以下、コメントです!!
改札口から見てコンコース内の施設配置としては、しばらく進んで手前方が階段、奥にエスカレーター、その中間にエレベーターという各昇降設備が左側に配置されています。
右側部分は工事範囲のため仮壁で覆われています。
各昇降設備を順に見ていきましょう。
階段ですが、概ねエスカレーター2基分相当の幅になっており、標準的な規模です。
エレベーターもフレーム周囲が透明パネルのタイプで、標準的なものです。
ドアは改札側に向いており、ホーム階は出口が逆側のため通り抜けするタイプになっています。
エスカレータですが2人用幅タイプが2基設置されています。
左側が上り、右側が下り運用になっていました。
改札口の自動改札機のすぐ脇に上り方面のホームに移動できる連絡通路が設けられています。
改札口が上下別になったため、高師浜線との乗換配慮上連絡通路機能を持たせる必要があったものと思われます。
コンコース階から数段階段を下りる形の通路が設けられています。
コンコース階から仮下りホーム階を経由する形をとることにより、仮設構造物を有効活用しているようです。
もともとは仮下りホームへの階段がそのまま連絡通路になりました。
周囲は工事範囲のため仮壁で覆われており、営業施設と工事を切り離す対応となっています。
その(3)に続きます!!