2017年1月22日JR飯田橋駅改良工事調査(1)
2017年1月22日にJR飯田橋駅の改良工事状況を調査しましたので、2回に分けて報告します。
その(1)として、仮整備された西口施設関係です!!
飯田橋駅ですが、現行位置が急曲線かつ勾配区間という条件が悪い駅位置であることから、安全対策としてホーム位置を終点方に移設する改良工事が進められています。
従来の西口改札口がホーム終点方端部に位置する状況でしたが、その部分が起点方に位置する形になるので、重なる部分が殆ど無い移設となります。
これは結構珍しいタイプの改良と言えますね!!
従来の西口駅舎が改良工事範囲になるため、まずは工事に支障しない位置に仮駅舎が設けられ、既に機能移設がなされていました。
線路脇の用地に仮駅舎が設置されたため、接続するこ線橋が快速線を跨ぐ形で設置されています。
ホーム端部に接続する形で仮階段が設置されています。
ホーム全幅に近い幅員が確保され、仮設にしては広いスペースが確保されました。
真ん中に手摺が設けられ、左側通行の運用です。
エスカレーターおよびエレベーターがスペース的に設置できなかったため、エスカルという階段昇降機が設けられています。
仮通路の状況です。
階段の幅と同等規模となっており、通路真ん中にラインが引かれ左側通行の運用になっています。
仮改札口の状況です。
自動改札は5通路確保され、プラスして有人窓口通路が設けられています。
上部には上下列車の案内LEDがあります。ホームまで幾分通路長さがあるための配慮となりましょうか。
以上の仮施設ですが、全体的に細長いスペースを活用しており、レイアウトも苦心した印象です。
改良工事期間中は形を変えずにこの形の運用が続いていきそうですね!!
その(2)に続きます。