2016年12月27日九州新幹線熊本駅施設調査(2)
2016年12月27日に九州新幹線熊本駅の施設調査をしましたので、2回に分けて報告します。
その(2)としてコンコース階施設状況です。
新幹線のコンコースは高架下スペースを活用する標準的なレイアウトです。
在来線施設に平行設置されており、連絡設備が設けられていますが、移動距離が短くて済む形となっています。
ただ、現在は在来線の高架化工事が進められており、幾分移動が不便な状況でして、工事進捗が望まれるところです。
在来線連絡口の状況です。
下り方面の階段・エレベーター・エスカレーターから近い位置に配置されており、乗換については久留米と同様の形になろうかと思います。
ただ前述の通り、在来線が高架化工事を行っているため、列車によっては多少の移動が発生する形になっています。
自動改札数は新幹線単体の改札口と比べて少なく、利用想定が伺える感じでしょうか。
改札口から改札内コンコースを望む形です。
暫く進んで手前にUターンする形で階段、奥側にエスカレーター、その間にエレベーターという配置状況です。
在来線乗換口の対となる位置に待合室が設けられています。
その他コンビニが設置されるとともに、ご当地キャラの「くまもん」の置物やイベントゾーンがあり、記念撮影をする観光客が結構いました。
復興の関係もあって、力を入れている部分と言えましょう。
階段はエスカレーター2基分相当の幅員があります。
片側は壁ではなく腰壁程度の高さになっていることで開放的な形になっています。
ホーム階と同様のデザインです。
ドア位置が改札口側を向いており、ホーム階と反対位置のため通り抜けできる形です。
エスカレーターも階段と同様に幾分乗車位置がコンコースにせり出している形です。
レイアウト上こうなっているのでしょうが、個人的には印象的です。
在来線連絡口付近に在来線きっぷ券売機が設置されていました。
販売範囲は熊本駅近郊のようですが、在来線乗り継ぎできっぷを購入しなかった場合に購入するのでしょうか。
調査の中では使用している人は居ませんでした。
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新幹線施設は以上です!!