2017年3月19日相鉄線星川駅工事調査(1)
2017年3月19日に相鉄線星川駅の工事状況調査をしましたので、報告します。
今回は高架化切換直後という事もあり、使用開始した施設状況を確認しました。
その(1)としてホーム階の施設についてです!!
高架化された島式ホームですが、ホーム幅が全体的に広くとられており開放的です。
昇降設備はホーム中心位置に配置されており、ホーム端部付近には椅子が設置されており、スペースに配慮した施設配置になっているのが確認できます。
終点方から順に施設を確認していきます。
まずエレベーターが設置されていますが、これは仮設のものとなります。
なぜ仮設かというと、本設のエレベーターを設置するにはコンコース階の床面を整備する必要があるのですが、その床面を構築するためには地上にある仮線が支障してしまうために、高架化切換段階で整備できないのです。
そのため、地上の仮線に支障しない位置に構築した仮設通路階とホーム階を結ぶ仮エレベーターを設ける形となりました。
仮設エレベーターが構築可能だった理由として、高架化されたホーム位置が完全に地上ホームの真上部分という事がありそうで、計画の上手さと言えそうです。
仕様は標準的なタイプです。
続いてはエスカレーターが設置される予定位置の仮囲いとなります。
前述した理由により、エスカレーターもコンコース階の床面整備完了後の設置となるため、現段階では使用開始が出来ません。
こればかりは仕方ないところで、主たる昇降ルートは後述する起点方の階段となります。
LED案内板については、緩急接続可能駅という事もあり3列車表示タイプになっています。
種別表示欄がフルカラーでその他は3色表示の仕様ですね。
続いて待合室となります。
標準的な規模で、室内には椅子が設置されています。
続いて本設のエレベーターとなりますが、前述の通り現時点では未整備となっています。
整備まではしばらく時間を要すものと思われ、当面このままでしょう。
続いて階段となります。
昇降のメインルートであり、仕上げから見て最終形になっていますが、階段が仕組み上分割で施工できる事があります。
現時点で整備されている仮設通路は暫定的な高さですが、その取り付け部分のみ仮設で構築しており、最終仕上げの可能範囲のみ最終形で仕上げているのが分かります。
このあたりは上手いところですね。
起点方ですが、終点方と同様に椅子が配置されています。
副本線側は緩やかなカーブではなく直線的な線形になっているのが分かります。
そのためかガラスを多用した外観意匠を含めてシャープな仕上がりを感じますね。
その(2)に続きます!!