2010年11月30日

小田急線の地下複線化3駅の施設状況を見てみる!!

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 先日、小田急線の工事調査をした際に、代々木上原~梅ヶ丘間の地下複々線化工事が完成した際の、東北沢、下北沢、世田谷代田3駅のイメージ図がお知らせポスターにて示されていたので、コメントしたいと思います。

 以前下北沢駅について若干コメントしましたが(下記参照)、改めて考えてみようかなと!!

<2007年11月2日記載:下北沢の構造は凄いね!!>
 http://okiraku-goraku.com/2007/11/post-200.php#more

 以下、コメントです。

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写真-1:世田谷代田駅完成イメージ

 改札階からはエスカレータもしくは階段を使って地下ホームに移動するベーシックな構造で、エレベーターも概ねエスカレーターと階段の間に到着するようなレイアウトになっていますね。

 列車のイメージからすると、ちょうどホーム中間付近に利用者が溜まる形になるでしょうか。

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写真-2:下北沢駅完成イメージ

 改札階から上層となる緩行ホームへはエスカレータルート1箇所、エスカ・階段ルート2箇所の計3箇所が利用でき、下層となる急行ホームへは直行のエスカレータルート2箇所ならびに緩行ホーム経由のエスカレータルート1箇所、エスカ・階段ルート1箇所があり、計4箇所が利用できます。

 前回はこの構造から、朝ラッシュ時のホーム使用頻度を考えると、上層の本数もある程度増えそうなことから、緩行以外も上層ホームを使用するのではないかという予想を立てました。

 基本的にその考えは今も持ち続けていますが、緩行ホームから改札階までの昇降設備のキャパが下層から上層を介して利用する人を捌くにしては少ないかなぁという印象もあり、本数設定としては優等ホームのほうがやや多く、緩行ホームには優等はあまり設定しないという状況のほうが施設計画的には妥当かなぁと思ったりします。

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 前回の複々線完成時ダイヤ想定では混雑緩和の数値から想定される本数が1時間あたり35本程度になることから、現在本数の4/3倍という事で、7~8分間に4本の列車が走るかなぁと予想し、その半数が緩行ホームを使用すると考えましたが、上記のことを考えると、そう簡単ではないかもしれません。

 複々線が完成しても複々線区間だけしか改善されないという事はないと思うので、例えば複線区間においても、現行であれば新宿口の各駅停車本数設定の観点から8両編成を設定しなければならないという制約がありますが、複々線完成とあわせて新宿口の10両化もされるようですので、新宿口、千代田線口いずれへの設定も可能になります。

 前述リンク先の検討段階では、10両化=優等列車というイメージが強くて緩急比率を1:3にした訳ですが、複々線完成後は10両の各駅停車を走らせることも出来るわけで、各駅停車が増えることだってあり得ます。

 現行の各駅停車の混雑が優等に近い混雑率になっているのは、過去に実施した混雑調査結果(下記参照)から、優等に乗り切れないからではないことが分かっていますが、それはすなわち優等の増発だけでは駄目で、各駅停車の増発も考慮しなければならないという事なのだろうと思います。

 <下北沢における混雑調査 2006年7月31日 7:20~8:50>
 http://okiraku-goraku.com/konzatu/konzatu-data37.php

 以上のことを踏まえて、緩急比率を再度考えてみましたが、新宿口の本数は大きく変えられないだろう事を考えると、千代田線直通列車を優等・緩行それぞれバランス良く設定するのが良いのかなというのが、今回の着地点となりました。

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 本数を現行以上にするのは踏切の無い区間のみとし、踏切条件を現状より悪化させないと考えると、向ヶ丘遊園始発の設定も怪しくなる感じで、そこは優等と同時発車を駆使したとしても数本程度かなぁと思われ(かなりネガティブな発想ですが)、成城学園前始発がある程度設定されるように感じます。

 また、近距離区間で各駅停車の始発設定ができるからといって、複線区間の各駅停車が全部準急になってしまうという事や、始発設定が新宿方面、千代田線方面いずれかに偏るという事は無いのではないかな?と思っています。なんとなくですが・・・

 そんなことから考えうるダイヤパターンですが、現行の各駅停車(9本)の半数(5本)を千代田線直通準急(3本)、千代田線直通各駅停車(2本)にシフトさせ、それとは別に向ヶ丘遊園始発の新宿行各駅停車(3本)、成城学園前始発新宿行各駅停車(2本)、千代田線直通各駅停車(3本)を設定すると、向ヶ丘遊園までは現行の27本、向ヶ丘遊園から30本、成城学園前から35本となります。

 このパターンだと、新宿口の各駅停車10両化工事の完成時期に関係なく、複々線化が完成した段階で向ヶ丘遊園まで輸送力を増やせるということで、まぁ、こんな感じかなぁと。

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 何だか各駅停車ばかり増えてしまう結果となってしまいましたが、小田急線の朝ラッシュ時の一つのキモである登戸までの輸送を考えると、思いの他現行パターンをいじることが出来ず、新たな優等設定のバッファは準急程度にしか見出せませんでした。

 その結果、下北沢口における緩急比率は14:21となり、帳尻あわせっぽいですが、前述の設備に対応しうる本数になったかなと思ってはいます。

 まぁ、また時間が経つと違う考えになるんだろうなぁ・・・(苦笑)

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写真-3:東北沢駅完成イメージ

 改札口が2箇所あることが分かります。

 そのためか、2箇所の改札口から等距離となる付近からホームへ向かってエスカレータ、階段、エレベーターが設置されています。

 乗車位置は比較的新宿寄りになるような感じでしょうか。

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 以上です。

 朝ラッシュ時ダイヤの想定は時間があったらやってみたいと思います!!

 まずは、現行ダイヤを作成しなくちゃね・・・

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