2009年9月9日京王線調布駅付近工事調査(3) 京王多摩川編
2009年9月9日に京王線調布駅付近の工事状況を調査してきましたので、報告します。
その(3)として、京王多摩川方のアプローチ付近の状況です!!
鶴川街道から品川通りに曲がって京王相模原線側を目指し、暫く進むと交差付近に到着。
京王線工事前はアンダーパスだったのですが、地下化工事に支障するためオーバーラップに改修されています。
道路が交差するという条件ではありますが、この交差部の京王多摩川方がシールド折り返し部分となるため、狭隘ですが、線路周辺に作業スペースを確保しているのが伺えました。
京王のサイトを見ると、元々の鉄道橋を工事用の桁に仮受けもしたようです。
なかなか大変です・・・
京王多摩川に向かって歩き、踏切から色々撮ってみましたが、アングルが低くてよく分からなかったので、列車先頭部からのアングルで状況を確認したいと思います。
高架駅の京王多摩川から地上へのアプローチの先に地下へのアプローチが出来るという、なかなか素敵な状況になりそうな期待を持たせるアングルです!!
アプローチ自体は前方の踏切の先ですが、擦り付け部分として京王多摩川方も施工が必要という感じですね。
先日調布で見た計画図(以下参照)に記されていた渡り線が出来るのはこのあたりかなぁ??
https://okiraku-goraku.com/2009/09/200995.php#more
このアングルで見ると、京王線と同様に上り線が外側に膨らんでアプローチ区間からシールド区間になりそうな雰囲気ですが、前述の調布でみた計画図によると、上下線ともやや上り線側に曲がりながら下り勾配を進み、その途中から下り線が現行位置に向かって曲がっていくような感じになりそうです。
現行線を基準とすれば、上り線側に広がる形と言って良さそうですね。電架柱の構築状況から見ても明らかな感じです。
ちなみに、この区間は木製覆工で覆われていますが、まだ工事桁仮受構造になっていません。
これから若干の切換を含めて構築していくことになるかと思われます。下り線側の余裕が無いため、西調布方を参考にすると、若干上り線側にシフトするような感じでしょうか?
前述の品川通り交差部です。前方の交差部直下に工事桁仮受部が見えますね。
今回の調査は以上です!!