2009年11月17日

2009年11月15日京成線空港第2ビル駅工事調査(3)

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 2009年11月14日に切換工事が実施された京成線空港第2ビル駅の工事状況を調査してきましたので、3回に分けて報告します。

 その(3)として、案内・掲示物関係のチェックです!!

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 ここ数日、今までに無いくらいのアクセスとなっております。ありがとうございます。

 成田新高速関連に関心を持っておられる方が多いのかと思います。

 かくいう私も最近は調査欲が沸いていますが、実際のところ仕事で忙しく、帰宅の際に立ち寄れる京成は調査がしやすくてやっているという事情もあります(笑)。

 京成ネタが多い時は忙しいと思っていただければ幸いです!!

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 以下、コメントです。

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写真-1:切換関連掲示

 今回の切換概要についての案内が掲示されていました。

 下の図に既存ホームの外壁ラインが示されているのが興味深いというか、連絡通路設置によるホーム拡張であることを示したいかのようです。

 そのための外壁明示だと思われるので、それ以上の意味は無いのかもしれませんが、下りホームの両端部に延伸バッファがあるように書かれているのが興味深いところでしょうか。

 京成成田側の延伸工事は既に行なわれていますし、成田空港側も延伸スペースがあることは過去の調査で分かっているので、ひょっとするとひょっとするのかもしれません。

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写真-2:下りホームの駅名票・時刻表

 今回の上下線分離に伴い、下りホーム専用となったため、上部の駅名票は青いラインが片側通行のデザインに変更され、下部の時刻表は上り列車の部分が目隠しのうえ下り専用ホームである旨の掲示がされていました。

 ちなみに切換前の駅名票については以下を参照ください。

 https://okiraku-goraku.com/2009/10/20099263.php#more

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写真-3:上りホームの時刻表

 上りホームについては駅名票が壁面に設置されたことから、ホーム上の掲示は時刻表のみとなっています。

 下部にスカイライナー・一般列車の停止位置を示す記載がなされていることがわかります。

 数箇所あり、場所によって案内を変えていました。

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写真-4:上りホーム乗車口案内図

 その(1)でコメントしたとおり、上りホームはスカイライナーが成田空港方、一般列車が京成成田方に停車します。

 14両ぶんのホームしかないため、真ん中のエリアでは2両ぶんがラップしますが、その状況を視覚的に明示しているのがこの乗車口案内図です。連絡通路との位置関係が明確にわかるようになっています。

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写真-5:LED発車案内

 元々、エスカ・階段を降りた位置に設置されていた上り列車用のLEDですが、その用途上位置を変更することはなく、左上にささやかな矢印でホーム位置を示しています。

 このあたりは暫定状況かもしれませんが、とりあえず当面はこのままという感じかな?

 表示内容は特段変更していないようです。

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写真-6:床面案内状況(停車位置案内)

 エスカレータの降りた部分からの連絡通路は乗り場案内が必用な場所という認識なのだと思われますが、上部の案内、壁面の案内、そしてこの床面の案内が適切な位置に貼られています。

 この位置は丁度ホーム中間部であるため、左側がスカイライナーの1~8号車、右側が一般列車である旨の記載になっています。

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写真-7:スカイライナー乗車口明示

 スカイライナーとモーニングライナーの乗車口であることを示しており、ドア位置に貼られています。

 空港駅らしく、日本語、英語、中国語、韓国語併記になっています。

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写真-8:一般列車乗車口明示

 一般列車の乗車口であることを示しており、ドア位置部分に貼られています。

 京成成田方6両分は「8、6両」表記で、ホーム中央部2両ぶんは写真のとおり「8両」表記です。

 記載内容はスカイライナーと同様です。

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写真-9:壁面下部の乗車口目標明示

 ホーム床面のみならず、壁面下部にも同様の乗車口目標明示があります。

 スカイライナー側に8箇所、一般列車側に24箇所で、ホーム中央部は前述のとおりラップしていますが、先日コメントしたとおり、この写真でも分かりますが、意味深な明示していない準備箇所が点在しているのが気になるところです。

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写真-10:壁面下部の乗車口目標掲示状況

 スカイライナー停車側には準備位置と思われる箇所が30箇所程度(ホーム中央部のラップ部があるため、正確に数えられませんでした)、一般列車停車側には7箇所あり、これだけ見ると、いずれの位置にもスカイライナー、一般列車いずれもが停車することを想定しているとしか読み取れません。

 停止位置を分ける理由としてダイヤ上続行になりがちなスカイライナー利用者と一般列車利用者を分散させるというのがあるでしょうから、成田新高速ルートが出来た場合は系統分離がその意味あいを大きなものにすると思われ、実際そうなるのではないか?と半ば淡い期待を抱いているところです。

 今回のコメントは以上です!!