2010年10月22日

羽田空港国際線ターミナルに行ってみる!!

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 今日は仕事が思いのほか早く終わったので、先日オープンした羽田空港国際線ターミナルに行ってきました!!

 昨日は愛娘の看病で仕事を急遽休んだため、テレビでオープン初日のニュースを見まくりましてね、もう現地に行ったつもりになっちゃうくらいでしたが、当然のごとく空港施設メインで、オイラの知りたい鉄道施設の状況が気になって、気になって(笑)。

 土木屋職人的に細かく見てしまうと帰れなくなってしまいそうなので、今日はさらっと東京モノレールの国際線ビル駅と京急の国際線ターミナル駅をチェックするに留めました。

 詳細は別途コメントさせて頂くとして、今日はおおまかな流れを書き綴りたいと思います!!

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写真-1:東京モノレール浜松町駅のLED案内板

 行きは浜松町から東京モノレールをチョイスしました。

 深い理由はなく、京浜東北線で帰ることを考えたとき(大宮まで寝るつもり:笑)、浜松町より品川から乗ったほうが座れるかなぁって事で。

 ホームでまずはLED案内板を確認してみました。

 この案内板はもともと国際線ビル駅設置を想定して作られていて、国際線ビル駅部分は空欄になっていました。

 国際線ビル表記追記とあわせて、空港ビル3駅を赤文字に変更して目立つようにしましたね。

 また、行き先が「羽田空港国際線第1第2」という表記になりました。

 終点は第2ビル駅ですが、厳密性よりも「3つとも行きますよ」という事を分かりやすく示す事がポイントなのでしょうか。

 <参考:以前のLED案内板>
 https://okiraku-goraku.com/2010/04/post-547.php

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写真-2:羽田空港国際線ビル駅に到着!!

 分かっちゃいた事ですが、曲線のホームにちょっと感動!!

 ホームドア運用後の開業という事で、この状態に違和感はありません。

 ああ、新しい駅なんだなぁと。

 出口の改札口は最後尾でしたが、下車した人の大半は浜松町の乗車階段から近い車両から降りていたようです。

 知られてくれば最後尾を利用する人が増えるかなとも思いましたが、使用頻度が高い駅でもなさそうですし、空港勤務者等は最後尾狙いをするでしょうが、一般利用客はそうはならないのかなぁ。

 オイラは分かっていて最前車両に乗り込んでいるので(笑)、端から端まで歩きました!!

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写真-3:下りホーム端部に設けられている改札口

 テレビでも沢山紹介がされた、国際線ターミナル直結の改札口であります。

 国際線ターミナルは3階フロアが出発ロビー階、2階フロアが到着ロビー階になっていますが、モノレールのホームは3階フロアに相当しているため、同一フロアで移動が出来てしまうナイスな構造です。

 空港駅としては珍しく高架駅として構築できる条件が整っていたのが幸いと言えましょうが、線路を大幅に移設してまでアクセスを整備したというのも特筆すべき点でしょう。

 安易に考えれば長い通路を整備なんていう形もありがちですが、そうしない理由にはライバル京急の存在があったのかなぁと思ったりしますね。

 改札口はこの3階フロアとは別に2階フロアにもあり、そちらも到着ロビー階から直結で、エスカレータ等を利用して上下ホームに移動することができます!!

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写真-4:国際線ターミナル出発ロビー階全景

 シンプルかつ明るく開放的なイメージの場所ですね。

 出来たてホヤホヤのニオイが良い感じ♪

 じっくり観察したいところではありますが、時間が無いのでさっそく京急側施設をチェックしに行くことにしました!!

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写真-5:京急国際線ターミナル駅下りホームへ移動

 事前にあまり調べてなかったので、京急のホームが上下ラッチ別であることを構内図で初めて知ります。

 両ホームとも見たかったので、まずは上りホーム側ラッチ外を確認したのち、国内線ターミナルを目指しつつ下りホームをチェックし、羽田空港で折り返して上りホームを途中下車の形でチェックすることにしました。

 3F出発ロビー階から地下ホームまでのエスカレータは長いですが、直結ということもあり、不便には感じません。

 あくまでモノレールと比べたら・・・ってレベルですね。

 さすがに国際線ターミナルから国内線ターミナルに移動する人は居らず、閑散としていました。 

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写真-6:羽田空港国際線ターミナルからの切符

 国際線ターミナル駅からの切符です。

 文字数が多い駅名のため、2段書きになっています。

 国際線ターミナル~国内線ターミナル間の移動は初乗り130円なのですね!!

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写真-7:国際線ターミナル駅下りホーム

 京急線の国際線ターミナル駅下りホームです。

 開業前の工事中期間に車窓から見えた感じでホームが広そうだなぁという事は分かっていましたが、実際に見ると予想以上に広いですね。

 ホーム端部にはカートが置いてあったりして、空港駅であることを感じさせます。

 最大の特徴はやはりホームドアを設置したということでしょうか。

 観察して見ると、車掌さんがホーム側施設にあるボタン操作で開閉をしているようです。

 一般的な車両側ドアと連動するタイプでないことから、1駅単体の設置が可能になっているということですね。

 ホームドアの開閉幅も広いので、他社車両を含めて対応が出来ている訳です。

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写真-8:羽田空港駅改札口付近状況

 羽田空港のホームをしばらく観察していたのですが、京成の車両がエアポート急行の幕を表示しているのを確認し(5月の改正段階では京急車以外は急行幕でしたよね)、スカイアクセス開業ならびに京急の空港輸送施策変更に各社の施設が対応されてきているなぁということを実感した次第。

 よくよく見ると、案内板もスカイアクセス対応の表記になっており(当然か・・・)、ここに一つの完成形を見たような気になりつつ、京急に関しては京急蒲田工事完成後のチューンナップを期待したりして!!

 各施設を見ながら妄想を膨らませると、時間がただただ過ぎ去っていくので、現実に戻りますか。

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写真-9:羽田空港国内線ターミナル駅からの切符

 国際線ターミナルの切符がきちんとフルネーム表記だったので、駅名改称した国内線ターミナル発の切符はどうなったのか気になり、購入してみたところ、残念ながら従来どおりの羽田空港表記でした。

 今後整備改修等対応の際に変更をするということはあるかもしれませんが、当面はこのままかな?

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写真-10:東京モノレール第2ビル駅南口改札

 おっと、そういえば10月13日から東京モノレールの第2ビル駅の南口がオープンしていたんですよね。

 改札口に入る前に気づいて良かった♪

 第2ターミナルの増築に伴うもので、京急の改札口に対して左右にモノレールの改札がある形になりました。

 調査の時間が時間なので人がまばらですが、動線が大幅に改善されるということなので、期待が出来る施設だと思います。


写真-11:国際線ターミナル駅上りホーム

 最後に上りホームの調査です!!

 さすがに下りホームと異なり案内板の表示も充実していますね。

 品川方面、横浜方面というファクターが重要であるとの観点からか、種別欄脇に方面欄があるのが特筆すべき点でしょうか。

 モニターでマップ的な表現が併記されることもあり、不慣れな人もそれほど迷わないのではないかと感じさせます。

 ホームと改札口のコンコース内付近の状況をチェックしたあと、ホームドア稼動に関する停車時間調査を数列車行いました。

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動画:ホームドア稼動状況

 ん~、興味深い状況ですね♪♪

 細かい施設報告は明日以降行いたいと思います!!