写真－１：田原町駅直通列車ホーム全景

　田原町駅は福井鉄道・えちぜん鉄道の直通に際して駅全体の改良工事が実施され、従来の１面１線構造×２社を統合された２面３線構造に変えました。

　機能的には直通専用のホームが整備された形と言えるでしょうか。

写真－２：えちぜん鉄道・直通列車ホーム状況

　えちぜん鉄道のホームはホーム高さが標準で、直通列車ホームは低床式であるため、両ホーム間には階段とスロープが設けられています。

写真－３：構内通路状況

　直通列車ホームと福井鉄道ホームとの間は構内通路を介したアクセスとなります。

　福井鉄道の路面電車的な仕様に沿った形と言え、踏切・遮断機等はありません。

写真－４：福井鉄道ホーム全景

　福井鉄道のホーム状況です。

　低床ホームで直通列車ホームと対向式で対になっていると言えましょう。

写真－５：乗り場案内掲示

　以上各施設配置はこの図のような形です。

　乗り場・用途が明確に区分されているため、分かりやすい形と言えますね。

　直通列車ではない従来の乗換えの観点で観ても最短経路でバリアフリー対応になっており、施設的な配慮が感じられます。

写真－６：福井鉄道側駅舎全景

　先行して完成した福井鉄道側の駅舎です。

　駅前は砂利で整地された状態のままで、このままという事はないと思うのでいずれ整備がされていくのかな？という雰囲気です。

　詳細は11月に調査した以下記事をご覧ください。

　https://okiraku-goraku.com/2015/11/2015113-1.php

写真－７：えちぜん鉄道側駅舎状況

　えちぜん鉄道のホームに併設された駅舎には、えちぜん鉄道の窓口が設けられています。

　デザインは駅全体で統一した形になっており、なかなか格好いい感じに仕上がりました!!

　今後の直通運転による活性化に期待したいところです。